ギャラリー工さんでのワークショップ、無事に終了いたしました。
どなたのご参加もなかったら、どうしよう!?と思ったりもしましたが(そんなコトは結構あったりします・笑)。 定員いっぱい・・・12人もの方がたに、『久米島式まわたつむぎ台を使った、まわたつむぎ』を体験していただけて・・ なんだかとても嬉しいキモチになりました。 マニアックな古い道具を、適当にありあわせの材を使って作って、素材でしかない糸をつくる。 「糸つくってどうするの?」じゃなくて、「こんなに手間かけて、こんな出来損ないみたいな糸しかつくれない」 という体験をする・・・。そんなマニアックな(!?)方がたが12人もいてくださった!! 22年前に 学校で大師匠である宗広力三氏に、このまわたつむぎを教わった時に、人間国宝の大師匠の軸なのだと 何故だか私は勝手に(!?)直感で決め付けてしまって今日に至っておりまして(笑)。 どんなにデザインを考えても、考えなんかよりももっと強いものが、何にも考えずに無心で紡ぎ出された『ただの』糸 なんじゃないか・・・と。 作家の作為より、もっと強靭で美しい・・・家族の為に工夫してやりくりされた自家織物。それが紬の本来の姿。 iwasakiにとっても、この糸つむぎは核です。 アウトローなiwasakiらしい、東京での初仕事となりました。 翌日は iwasaki家毎年恒例の初詣を、蔵前の『第六天榊神社』でしてきまして・・・。 これでカンペキに2011年、始動いたしました!!
by senshoku-iwasaki
| 2011-01-11 21:51
| 岩崎のある日
|
ファン申請 |
||