![]() 流れる川の水のよう。 前回と同じ、クールなグレーをベースに、ブルーパープルと ちょっとだけグリーンがちらちら・・・と。 たて糸の縞は、これまたクニヒサの気まぐれライン(笑)。 (『計算ラインと言ってくれ~』と声が・・・。) 工房裏の土手の土を掻き出したら・・・出てきた石積みは、 もともとこの家の主が、なんと1キロ坂を下った先にある 川原から、1個ずつ持って上がったものだそうで。 『えぇ~っ!?』ってくらい大きな、抱えきれない岩も入って いたりします。 「俺っちが二十歳くらいのときにョ。 親父と一緒に積んだんだ。まだ車がなかったからナ・・・。」 おととし、天国に旅立つ直前まで、竹やぶを整備していた 元気なお爺ちゃんでしたが。 その、お父さんが積んだ石に、ちょうどこんな色目の石が あります。水に濡れると特にキレイ。 『井戸端のお父さん』が積んだ石がもっと見たくって。 大量の落ち葉と土砂の掻き出し作業、仕事の合間を見て は・・・まだまだ続いております。
by senshoku-iwasaki
| 2011-01-31 20:46
| 着尺・帯
|
ファン申請 |
||