夜の内職、新作ストールの房ヨリヨリ。
手前がヨリヨリ済みで、奥がヨリヨリ前。 手織りのショールのポイントの一つが、房のキレイさかと。 これら全てが新作の楊柳(ようりゅう)のストール。 クニヒサは新作の裂き織りを、私はストールを織りながら・・。 「エツコさん、次のストールはどうします?」クニヒサ。 「色?巾?それとも?」私。 「いや・・・楊柳っちゃうか、楊柳らないか、とか。」クニヒサ。 「あー。細巾で楊柳らないのもイイかも!?」私。 お互い、日本語変だなぁ・・・と思いながら。(笑) たて糸の準備をするのはクニヒサなので、楊柳なら空き羽 気味のたて密度だけど、そうでないなら、変わってくるし。 「ふーむ。じゃ、次のタテ糸は黒っぽい感じなんだけど、糸 の太さを変えて・・・サッカーストライプまではいかないけど そんな風情のフネフネ感にしましょうかねぇ。」クニヒサ。 「暑いからねぇ・・・。サッカーみたいな地、イイねぇ!」私。 ・・・なんて言いながらも、シルク100%なんだから夏だけ じゃなくて、オールシーズン使えるように、ヨコ糸は細い糸 で織ろうかなぁと。 工房に4台ある機(はた)のうち、3台に常に糸をかけながら はたを空けるコトなく続く・・・昼の仕事。 夜はヨリヨリ。
by senshoku-iwasaki
| 2011-06-24 20:36
| 纏う布・暮らしの布
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