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南部町に帰ってきました。
昨夜どしゃ降りの雨のなか・・・我が家に戻ってきました。
大切な糸や、在庫の織物は乾燥する、二階(屋根裏)に非難させていて平気だけど。
築120年の山の中の家は、締め切っていると湿気がこもっていて・・・大掃除。
家族分の洗濯の山と、荷物の山を切り崩しながら・・・ようやく『いつものiwasaki家』になりつつあります。

iwasaki史上初の
日本橋三越と、新宿伊勢丹の2週間立て続きのイベントでは、多くの方がたにお会いすることが出来まして
とても嬉しかったです。
日頃、山の中で生活している私たち。
都会の時間と若干の時差を感じつつ・・・(笑・でもホントです!)
本来なら一生かけても出会うコトなどないかもしれない方に、織物を通して出会えるコトの不思議を、今更
ながらジワジワ・・・と感動しております。
お越しいただきました皆さま、そして初めてお目にかかれました皆さま・・・本当にありがとうございました。
どうかこれからも・・・iwasakiをよろしくお願いいたします!!

日本橋三越は、本店だったこともあり、従業員用の階段一つとっても歴史を感じまして・・・。
私(エツコ)は個人的に、古い鉄筋ビルを見るのが大好きでして・・・。ガラスブロックや、大理石張り、重厚な木の手すりには、三越本店の古き良き時代にビューンとタイムスリップしてしまいそうで・・・仕事そっちのけになりそうなキモチを抑えるのが大変だったり・・・。
新宿伊勢丹のほうは、さすが流行の発信地!といった感じで、魅力的なモノがいっぱいで・・・。ウワサの伊勢丹メンズ館は、それぞれのブランドのショップの見せ方がまたカッコ良過ぎなくらい、カッコ良くって・・・。地下に下りれば、店員のお姉さんはみんなキレイで・・・ただただ感心するばかりの私(笑)。

南部町で育った我が家の子供たちは、私たちも知らないここの地元の言葉を平気で喋っているのだけれど・・・。
息子なんざぁ、わずか10日ほどの東京滞在で、すっかり東京の少年になっているからどうしたものかと・・・。
『東京ばぁば』(クニヒサの母)を、5段活用どころじゃない10段活用ぐらい活用(!?)して。
近所の本屋ではマンガを、セブンイレブンではアニメとのコラボ商品を、大好きなヨドバシカメラではDSの新しいソフトをゲット。
確かに・・・。どれも南部町には存在しないけど。
ちょうど 会期中に息子も娘も誕生日だったものだから、伊勢丹でケーキを買って
「お母さん、驚いたよぅ~。ケーキ屋さんのお姉さんがみんなチョーカワイイの!しょうちゃん(娘)、ケーキ屋さんでバイトしたいって言ってたけど・・・あのレベルの高さはチョット・・・しょうちゃんにはムリかも!?って思ったワ」私。
その日はなんと、息子のリクエストで『東京ばぁば』も松屋浅草でケーキを買ってくれてあり・・・。
「そんなコトないかもよ。新宿伊勢丹ではムリでも、松屋浅草ならそうでもなかったもん・・・。」息子。
『おバァちゃんち』が田舎じゃなくて、都会の我が家の子供たち・・・。都会のカルチャーショックを、まったく自分の都合のいいように吸収してしまう能力を・・・iwasakiも手に入れたいっ!とつくづく思ってしまった2週間でした。
by senshoku-iwasaki | 2011-08-06 22:50 | 岩崎のある日
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