以前作らせていただいた、Aさまの紬はまわた系。
Aさまのご希望で、ふっくらとしたまわたつむぎ糸をタテにもヨコにも 感じるように・・・と織ったものです。 タテ糸に使った糸は、まわたつむぎ糸に細い生糸をカバーリングし てもらったもので、規格的には粘りのある丈夫な紬になったと 思っています。 まわた系の特徴としてのメリットは、『ふわっとして軽い』ですが。 デメリットとして、『しばらくは毛羽立ちがあるのでは?』という懸念。 そういう不安材料も理解していただいて・・出来た『まわた系』。 Aさまからは、色、風合い共々・・イメージ通りとおっしゃっていただ いて。何度かお召しいただいているとお聞きしておりましたが。 過日のギャラリー工さんでの展覧会に、その紬を着てきてください ました。Aさまの着方がよいのかも!?ですが、懸念していた毛羽 立ちは全く無く・・。イイ感じでした。(自画自賛・笑) もっともっと着込んでゆくうちに、トロンと艶やかになるハズです。 Aさま、この紬に合う帯を・・とご希望くださって。 それはとても有難く、嬉しいコトであるのとと同時に、とても緊張 するコトでもあるので・・・iwasaki無い知恵を出し合って・・・ 来年の課題にしたいと思っております!!
by senshoku-iwasaki
| 2011-12-25 20:54
| 着尺・帯
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