![]() 緯吉野とはチョットだけ違う趣になりました。 何が違うかというと・・・平織り部分が入った、というのが大き く違うワケですが。組織の織物の面白さは、「似ているけれ ど、ビミョーに見え方が違う」ということでしょうか。4枚綜絖、 6枚綜絖、8枚綜絖・・・と、似たような織り柄なんだけど、糸 の出方、見え方が違うのです。パッと見じゃたぶん・・・ワカラ ナイのですけれど(笑)。 綜絖が増えると、タテ糸を機にセットするのも織るのも時間が 増します。綜絖通しでしょっちゅう間違える私(エツコ)は苦手 なので(笑)、このテの仕事は、専らクニヒサが担当です。 こういう織りを、「めがね織り」と言ったりもしますが、いやい や「めがね織り」は蜂巣織りの組成のコトだ、とおっしゃる方 も。iwasaki的にはなんでもOKかなぁ・・(笑)。同じ織りの ジャンルでも、iwasakiのように着尺も帯地もショールもなん でも!というのは珍しいようでして。作風などから『伝統工芸 会系』とか『国画会系』とか『民藝協会系』とか、『クラフト雑 貨系』・・・なんてジャンルで呼ぶこともあるようですが(笑)。 どれにも属せない・・・というか、どれも好きだからどんなでも イイ!!というのがiwasaki。虻蜂取らずと言われそう(笑) だけど、ジャンルレスでまだまだガンバリマス! この組成、穏やかな海の細波のようで・・次回は羽尺で織る つもりでただ今準備中です。
by senshoku-iwasaki
| 2012-12-13 20:46
| 着尺・帯
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