![]() 組織の入った織物は、凹凸ができるコトで生まれる・・・光や影が、平織りのときとは違います。 タテとヨコの色を変えるとより、玉虫感(!?)が面白くなります。写真の色だとよくわからないのだけれど・・・。 タテはチョコレート色。ヨコはミントグリーン。チョコミント着尺です。 四角の大小で丸く見せる伝統的な織りの技法ですが、iwasakiでは初の試みです。 綾織りの着尺のときもそうでしたが。こういう規格の場合に、ヨコに生糸を入れると・・・ ツルツルピカピカの見るからに高級織物!!といった風情になります。 でも、つむぎ糸を使うコトで少しだけマットな感じとなり・・・ また、まわたのつむぎ糸は、太さが不均一のために見え方が複雑となり・・・ 私たちは好きな表情なのですが。これからは、このシリーズにつむぎ糸だけではなく『光沢が魅力』といった 今までiwasakiであまり取り掛からなかったようなモノが出来てもイイなぁ・・・と思っているところです。 この新シリーズ、今日からクニヒサが織り始めています。 私はまだ・・・綾織りの紬を織っておりまして。 6月から3反目の綾織り紬、みんな違うのだけどなんとなく似ているので・・・ ずっと景色の変わらない、国道52号線を走っている気分(笑)。私が織っているのは、杉綾ですから 杉ヒノキのここいらの山のようですが。クニヒサのほうは、ポワーンポワーンと・・・風船に乗って天まで? プクプク・・・とあぶくになって海の中へ? この丸のサイズも、カラーもこれから・・・イロイロ作ってみたいと思っております!
by senshoku-iwasaki
| 2013-08-05 21:55
| 着尺・帯
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