地紋のある無地の紬。 tamago magomago、織り上がりました。 まわたのつむぎ糸をヨコ糸にしているので、太いところ細いところで丸の大きさがビニョーに変わりますが ずっと越し数を数えながら織っていました。 444、88、121212・・・そういえば、織物って数を数える作業の連続せいか・・・。 朝、子供らと1キロ下ったバス停まで歩いて戻ってくるときとか、町の水泳教室で娘が習っている間・・・ 仕方なく(!?)自分が水中を歩いたり泳いだりして待っているときも、気がつくとカウントしています(笑)。 そのせいなのか、どのせいなのか・・・ 万歩計はキライ。ケータイもキライ。体重計もWellnessリンクもゼッタイイヤ!・・・とまぁ。 道具に自分が管理されるなんて、ジョーダンじゃないっ! 「明治生まれの、頑固なおとーさんみたいですね。私もですけど。」クニヒサ。 グルグル手回しの、『早車』という道具には簡単なカウンター付きのものもあって、使ったりしたのだけれど。 かなりアバウトだったりするので、だったら自分で数えたほうが・・・という気になってしまって今日に至ります。 道具のほとんどが手動で、原始的な、iwasakiの織物の道具たち。 そんな道具ですら、使いこなせているような気になるまで20年かかったんだもの。 文明の道具たちと・・・キモチが寄り添えるようになるまで生きられるかなぁ・・・(涙)。 カウントしなくっちゃ・・・(笑)。
by senshoku-iwasaki
| 2013-09-17 21:03
| 着尺・帯
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