クニヒサ、半巾帯もイロイロ・・・しつこく(!?)取り掛かっております。 八寸のときの、アフリカっぽい『メンデ』のシリーズやら・・・ 明るめの春っぽい、タテ糸がツートンの『車道と歩道』のシリーズとか・・・。 今回はタテ糸がカラフル、赤に紫に黄色にグリーン・・・タテ糸を二人で機にかけながら 「まるでラジオコードのようだわね~」なんて思ったものの。 ヨコ糸が入ると、また印象が変わります。 iwasakiはいつでもそうなのですが。 織りながら、作りながらでないと、次が生まれません。 織物が深いなぁ・・・。とつくづく思うのは、アタマの中でデザインが的確に描けないところだったりします。 アナログで色鉛筆を使っても、(私は使えないけど・笑)パソコンを使ったって・・・ここまで 最初に手触りまでもイメージに近づけるコトなんて、ゼッタイ出来ないって思うし、 出来たところで、きっと私たちなら・・・つまんなーいって思ってしまうんじゃないかと(笑)。 昭和40年代から50年代にかけての、全盛期時代の郡上紬がまさに『走り続けている』といった、 イイ感じの色糸使いをしていまして。iwasaki、大好きなのです。 ずっとあんな感じの、『作っていないと生まれない』ゾクゾクする色糸使いをしたかったのです。 織物は、机上で生まれるデザインだけがゼッタイではなく、機上でこそ生まれる、と思うのです。 ただこれは、高価な絹糸をばんばん使って、ばんばん作らないと出来ないワザでして(笑) 作ったものの求められない・・・となると、とたんに出来なくなるワザでもありますが・・・(涙)。 ランナーズハイなiwasaki織物を目指して・・・今日も二人で次のタテ糸巻きを進行中。
by senshoku-iwasaki
| 2013-11-25 19:24
| 着尺・帯
|
ファン申請 |
||