![]() 今年春に・・・浜松の染織こうげいさんでご注文頂きましたKさまの紬。 先日の九寸の綾織り帯地とともに、湯のしからあがってきまして。 ようやく浜松にお送りできました。 この感じ、何度か織っておりますが・・・ビミョーに変えているのです。 これはタテのグレーがやや明るく、ヨコの紫がかった茶はやや赤味を帯び・・・。 私(エツコ)は、このKさまの綾紬を織り上げてから・・・二種の銀河シルクの八寸 に掛かりまして。 一昨日から、これまたこの感じに近いけれどビミョーに色、柄行の違うOさまの紬 に取り掛かっております。 毎日毎日・・・少しずつ。 杉綾織り紬は、織るのも時間がかかるので。 なるべく同じキモチで。なるべく同じ時間で。なるべく同じ姿勢で。 初めて綾織り紬に掛かったときは、糸目が見えない!老眼がはじまったっ!! ・・・と眼鏡まで作った私でしたが(笑)。 最近は、なんとよく見えるのです。全ての糸が、全ての筬目が。 40年来のお付き合いだった・・・偏頭痛も無くなって、なんでか裸眼で健康体(笑)。 この不可思議な私の健康体が、あと何年続くかはわかりませんが・・・。 これは、『まだまだ綾織り紬を織り続けよ』との神様の指令(!?)と勝手に決め付けて(笑)。 まだまだ伸びシロがあると信じて・・・ガンバリます!
by senshoku-iwasaki
| 2014-08-30 22:45
| 着尺・帯
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