iwasakiの冬の定番ブランケットなのですが。 織り巾が90cmと巾があり、ジャコブウールのナチュラルカラーであるチャコールグレーと 染色してある黒との糸の伸び率が違うので・・・。 機にタテ糸をセットするのが、二人がかりでもかなり大変でして(涙)。 そうはいっても、毎年5枚制作するのが精一杯だったりします。 でも有難いコトに、『今年もブランケット作りますか?』とか 『今年は欲しいので、ぜひ作ってください』とか、たまーにお声をかけてくださる方々がありまして。 そんなコト言われると、すぐ嬉しくなっちゃう私たち(笑)。 今年はシックに、ジャコブ本来のナチュラルカラーを中心に織っております。 実は今年は。 ジャコブではない、ラドナー種の英国ウールを使って・・・カラフルなブランケットも!と思っております。 カラフルといえば。 iwasaki定番の、楊柳のストールもこの冬は、カラフルな細いウールで制作予定でして。 ポップな秋冬になる予定なのです。 工房は絹糸のほかに、ウールの糸がどっさり。そして機の周りにはウールのホコリが一日でふんわり。 ホコリの量ひとつとっても、いかに普段使っている絹が長繊維であるかがわかります。 ウールや、綿、麻は織るときの摩擦で落ちるホコリがどっさりですが。 絹はほとんど出ないので。 毎日両手いっぱい集まるジャコブのホコリを、なんでか毎日クニヒサの頭頂部に乗せたくなる・・・(笑) 私(エツコ)も人のコト言えなかった・・・脱毛の秋(涙)。
by senshoku-iwasaki
| 2014-10-05 20:21
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