Kさまの『地紋のある紬』に取り掛かる前に、私(エツコ)の仕事始めだったのがこちら。 地紋がまるでクローバーのようなので・・・shamrock。 四つ葉のクローバーがいっぱい!並んでいるようだから・・・。 イイコトが、いっぱい連なるとイイなぁ・・・と思いを込めて。 タテ色の紺と、ヨコ色のターコイズブルーっぽいグリーンが(この辺りのカラーが、最近クニヒサ のお気に入りのカラーのようでして・・・)見る角度によって、葉脈っぽくも見えます。 クローバーといえば。 今じゃ、まるで合わせ鏡のようなトホホな息子(涙)だけれど。 2歳の頃から・・・何が得意って、四つ葉のクローバー探しと、川原でカタチのイイ丸い小石 を見つけ出すのだけには・・・かなーり長けていて。 今から思えば、だからなんだ!?という、およそ何も役に立たない特技ではあるのだけれど(笑)。 5歳くらいまでなら・・・こーゆーしょーもないコトでさえ『天才!』と思える、親バカでいられたものの。 久しぶりに開いた、谷川俊太郎さん編纂の『祝魂歌』という詩集の中。 吉野弘さんの『初めての児に』の詩のページに、2歳の彼が保育園で始めて見つけた小さな小さな 四つ葉を見つけて。 ちょうど娘が生まれた夏だったけ。 そーだそーだ、人はみな生まれたときから・・・生きては帰れない旅に出ているのだもの。 しょーもないとか、役に立たないとか・・・世の中的にどうであれ、親くらいは決めつけちゃいかんと 思ってあげられる親バカでい続けたいものだなぁ・・・と思いつつ。 今から思えば!? 運動ギライの息子は、娘のように駆けまわったり泳いだり・・・が苦手だったからしゃがみ込んで お宝さがしが好きだったのかと・・・。 今じゃ、ソファにどっかり座り込んで。モンハン4G(ゲーム)なら何時間でもOKな子に(涙)。 10年前の四つ葉では、そろそろ仏の顔も限界かもかも(笑)。
by senshoku-iwasaki
| 2015-02-08 20:57
| 着尺・帯
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