平織りに、緯吉野を散した格子の着尺。
以前Aさまにお作りさせていただいたもののブルーバージョンを、 昨年・・・埼玉のSさまからオーダーいただきまして。 やっと・・・。Sさまにお送りする、サンプル分が織れました。 ナントいうことでしょう!東京から南部町に戻ってきてから、ほとんど雨!(涙)。 糸が染められないわ。染めても乾かないわ。糊付けできないわ・・・で。 クニヒサ、除湿機を持って連日・・・ウロウロ。 こちらの着尺。 前回は茶系の段だったので、タテのグレーは、黄味を帯びた温かみのあるグレーでしたが。 今回は、タテに入れた水色の縞を引き立たせるために・・・ブルーグレーのタテになりました。 ヨコ糸のお色味はお好みで。 Sさまのリクエストで、緯吉野の部分に埼玉県産のいろどり繭の生糸を散すのですが。 黄繭系のいろどりに、馴染みのよい淡いクリーム色の地色のバージョンと。 きりっとカッチョイイ(!?)クールな感じになる、淡いブルーグレーの地色バージョンの2種織ってみて。 さてさて・・・。 Sさまはどちらがお好みかなぁ? タテの水色の縞にも、段のブルーも。 あーでもない、こーでもない、あっ!やっぱりそっちかも!?とかiwasaki検討を重ねまして。 すごーく解りにくい部分なんだけど(笑)、タテ糸一本、ヨコ糸一越にヒミツが隠れています(笑)。 Sさまのイメージどおりになっているといいんですが・・・。
by senshoku-iwasaki
| 2015-04-13 21:20
| 着尺・帯
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