愛知のHさまのご注文で、漆黒のタイプをつくりまして。 その漆黒のタテ糸で、ヨコに小豆色のキビソ糸を入れたこの帯地。 ヘーゼルナッツのようにも、漆の濃し布のようにも、酒袋のようにも、 光の加減で不思議な見え方をします。 かなり黒く染めた銀河シルクから・・・控えめながらも、しっかりと光沢 があり、ダイヤの菱形は見えにくいのですが見えてくる・・・。 この不思議な存在感、かなり気に入ってしまいまして・・・。 似たようなシリーズがつくれないかなぁ?と思っております。 銀河シルクの山形斜文のシリーズ、iwasakiでは定番で毎年何種か 制作しておりますが。その都度、色も山形の大きさもイロイロ・・・ 変えております。その度に新しい発見がありまして。 こんな単純な織物なのに、まったく飽きません。 織物が深いのか、私がバカなのか・・・。たぶんどっちもなのだと(笑)。 性懲りもなく(!?)引き続き今日、機にセットしたのはシルバーグレー に染めた銀河シルク。 明日からまた、新しい発見に出会います。
by senshoku-iwasaki
| 2015-06-30 21:04
| 着尺・帯
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