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旅の最中、高松・冨久ろ屋の『智恵ぶくろ』。
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高松で出合った最中は、智恵袋。
キョロキョロと、旅では必ず(!?)挙動不審な私(エツコ)。
今回の旅では、結構歩いたものだから・・・んもぅ~、大興奮(笑)。
ん!?なんかイイ匂い。ん!?あのお店は何?ん!?あの風情のイイ家は空き家じゃ・・・?
お店の看板の書体だったり、ビルの引き戸のカタチだったり、蛇口のハンドルだったりと。
「かぁちゃんが一番楽しそうなんだよね・・・。」息子。
「ちょっとぉ!この和菓子屋さん、『冨久ろ屋』さんって名前だって!おぉっ!!最中がある!」私。

「暑いなか、ご旅行でいらしたのですか?どちらから・・・えぇっ!!山梨ですか!」女将さん。
あとで調べたら高松藩祖 松平賴重公の伝説を元に 吉兆の縁起による 智恵袋・・・とありましたが
女将さんは、伝説のコトはおっしゃってなかったなぁ。どんな伝説でしょう?
また高松に行く楽しみができました。
香ばしい皮に、宝袋のような・・・まさに『冨久ろ』ですね。中の餡は、甘さ控えめ上品な漉し餡。
なんだかお知恵がついた気がいたします(笑)。
冨久ろ屋さんでこの最中と一緒にいただいたお干菓子が、これまた美味しい和三盆で。
香川県、和三盆も有名ですものね。やっぱりまた行かなくちゃ(笑)。

そういえば。
この『智恵袋最中』を食べた翌日・・・愛媛の大三島、大山祇神社で引いたおみくじ。
「このみくじにあう人は 一代にとりては中年迄は心づかひする事多くして
することなす事妨げられど 中年より次第に心定まり運気ひらけて立身するかたち
になれば何事も 急ぐはわるし、ゆるゆる事をなせば願い事調うべし」

ホントですかっ!!もう立派な中年ですっ!ってことは、そろそろですよね?
やっとたどり着けましたかねぇ・・・。いつだってiwasaki、急いでおりません(笑)。
ゆるゆるは特技でゴザイマスっ!
お守りのように、このおみくじを握り締め・・・帰りに見た狛犬さんが、ビミョーな顔に見えた
のは・・・気のせい!?
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by senshoku-iwasaki | 2015-08-20 22:00 | 最中
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