![]() いよいよ伊勢丹新宿店での展覧会が近づいてきまして。 いつものことながら・・・。 ギリギリまで足掻いて制作を続けながら、ご案内状をどうにかこうにか・・・ 本日出すことが出来まして、ひとまずほっとしてみたりして(トホホ・・)。 これから少しずつ・・・iwasakiの冬ごもりの仕事を、アップしていこうと思います。 まずこちらは 先日郡上の湯のし屋さんから仕上がってきた、新作の九寸帯地。 緯吉野の楕円を、ぷっくり膨らませて・・・ジューシーにしてみました。 タテ糸がクリーム系のバージョンと、チョコ系のバージョンでは印象がかなり違います。 ミルフィーユなので、今回は色の重なりがテーマのひとつ。 シンプルなボーダー(段)を心がけてみました。 iwasaki、二人で織物をはじめて・・・25年になりますが。 やればやるほど・・・深~い奥の細道(!?)に迷い込みまして。 業界のセオリーみたいなものとか、自分自身の勝手な思い込みであったりとか。 一回違うテーマを持って作ってみると、ほほぅ~と新たな発見がありまして。 学生の頃にバイト代で買った、大師匠の作品集。 最近は、教科書のように何度も何度も・・・ひっくり返して眺め入って。 大師匠が常々おっしゃっていた、「日々耕うんを楽しめば、仕事は後からついてくる」 がなんとなく・・・わかるような気がしています。 耕うんを楽しむ→収穫の喜び。収穫は、人によってそれぞれ。 量だけでなく、その品質、種類、希少性・・・。大師匠はそれが楽しくて仕方なかった のではないかしら・・・とか。 その楽しさを、今更ながら知ってしまいました。 少しずつ変化、それを繰り返して・・・もしかするとぐるっと回って元に戻ってくるかも!? いやいや・・・。まだまだ(笑)。
by senshoku-iwasaki
| 2016-03-23 22:01
| 着尺・帯
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