![]() 川越の町雑誌『小江戸ものがたり』の発行者であり、NPO法人・川越きもの散歩の代表でもあり、 さいたま絹文化研究会(秩父神社・高麗神社・川越氷川神社)の会報担当もされている・・・ 藤井美登利さんが、新たに『埼玉きもの散歩~絹の記憶と手仕事を訪ねて~』を出版されました。 東京生まれの藤井さんは、1985年から10年間、仕事で東京とロンドンを往復されていたそうです。 ~バブル前後の浅草は、1週間留守にするとまち並みが変わっていました。かたやロンドンは、 古いまち並みが残る町。川越のシンボル「時の鐘」を見たときに、効率優先の都会で失われたもの、 蔵造りのたてもの、きもの、暮らしの歳時記や祭りが、川越では当たり前のように存在することに 驚きました。~ 1969年に蔵前で生まれたクニヒサと、1992年に結婚した私(エツコ)も当時の蔵前・浅草の日々 の変貌は、よーく覚えております! 当時暮らしていた、浅草から川越に移住されて・・・約20年。 藤井さんはその間に、愛読されていた・・・谷中・根津・千駄木の町雑誌「谷根千」の主宰者である 作家の森まゆみさんに後押しされて・・・「川越むかし工房」を2001年に立ち上げ、川越の町雑誌 『小江戸ものがたり』を創刊されます。 現在13号まで発行されています。川越のチョット昔の歴史を紐解いて、さまざまな物語が浮かび 上がって、益々『今の川越』が輝いて見える・・・そんな『小江戸ものがたり』の埼玉決定版!という 感じの『埼玉きもの散歩』。大変興味深い内容ですっ! ☆藤井美登利 著 『埼玉きもの散歩~絹の記憶と手仕事を訪ねて~』 さきたま出版会 定価2,300円+税 こちらの本には、『日本の夏じたく』で今年もご一緒させていただいている、秩父銘仙の新啓織物 さんもご紹介されていますので・・・ぜひ。 iwasakiは、埼玉在住ではありませんのに、なんと!『繭からの顔の見えるきもの作り』のコーナー で南部町の工房にいらしてくださったときや、蔵前の季節商店、『増孝商店』での写真つきで・・・ 紹介してくだっております。。。(汗)。
by senshoku-iwasaki
| 2016-04-15 23:36
| いわさきのつながり
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