![]() 久しぶりにアイボリーベースです。 先日の増孝商店で、Kさまの初期のころの白い山形斜文を改めて見て。 自分たちで作ったものなのに、あぁ・・・。やっぱりイイなぁ。なんて(笑)。 自画自賛もいいところですが、どうってコトのなさがサイコーだと思っているのです。 まずは宮坂製糸さんの、銀河シルクの艶やかさが活きていて。 特別じゃない、トラディショナルな織りの技法で。 規則さのなかの不規則さ、織物力を無彩色で感じ取れるような・・・。 そして何より。 どんなにクセの有る、またはクセの無い、どちらのキモノにも違和感なく寄り添える。 織物が、いちばんそのまんまのカタチで纏える八寸帯。 いよいよ今週、5月26日(木)27日(金)28日(土)の『日本の夏じたく』展に。 この乳灰色と、アイスミントの二色が加わりました。 昨日は、娘の通う小学校で三世代交流の行事がありまして。 6年生は、機織り体験とのことで。2年前に息子もやった・・・学校教材用に作られた フレーム織りの小さいもので・・・。超使いにくいっ!(涙)。 「岩崎さんは専門家ですので、お母さん、今日はよろしくお願いいたします。」担任の先生。 息子のときにはクニヒサも助っ人だったのだけど・・・。 おとーさんは、(ホントはアタシもっ!)仕事が終わらない(トホホ・・・)。 2時間くらいでカンタンに、素敵なコースターなんて出来ないのが織物なんだってば!(泣) 子供より、お母さんやおばあちゃんがやる気満々で。 絵のような柄が織りたいとか、日の丸にしたいとか・・・・。 自分の娘などそっちのけで、汗だくで伝えるも・・・ちっともうまくいかなくて・・・。 どっと疲れきっただけの(涙)・・・専門家。 あの教材は・・・。 わかりにくい取説に、何より。縦糸、横糸の表記にうーん・・・。 織物は、経糸と緯糸。と教えてあげてほしいんだけどなぁ・・・。 こんな、めんどくさくて大したもん出来やしなった、『つまんない』織物体験も。 息子や娘の同級生たちの・・・ 人生の何かの経緯に繋がってくれていたら、糸たちも救われるんだけどなぁ・・・。
by senshoku-iwasaki
| 2016-05-22 22:31
| 着尺・帯
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