大山祇神社の表参道を、歩いたお陰で出会えた最中。
駐車場が反対側だったから・・・参道の神社側から歩き初めまして。 入口近く・・・神社寄りにありましたのが、村上井盛堂さん。しかも開店していますっ! ガラスケースの中に、ありました!!最中ですっ!しかも2種!ひとつは意匠系、鎧ですっ!(喜) 「ごめんくださーい」「こんにちは~!」「すみませーんっ!」あれれ、何度呼んでもどなたも出てこず・・・。 ちょっと出かけてるのかな?参道の始めまで行って、戻ってきたらもう一度寄ろうか・・・。 と散策をしまして。参道には閉店のお店ばかりでしたが。こて絵で『寿司亀』と作られた看板をつけた古い建物 のお店の跡もあったり。おそらく建物自体は、明治期のものかと。当初はどんなお寿司だったのかなぁ。 戻ってきてもう一度、村上井盛堂さんに伺うとカーテンがかけられ、なんと閉まっております!(涙) 「えぇぇ~っ!!うっそー。なんでぇ~!!(涙)さっき開いてたのにぃ。10分と経ってないのにぃ・・・。」私。 「ありゃりゃ・・・本日定休日だって。」娘。 しばらくずるずると・・・クニヒサと子供たちに引っ張られるみたく歩き始めたものの。 あー。諦めきれないっ!!その時車のドアを閉める音が。ん!?きっと村上さんだ! 「エツコさん、まさか・・・」クニヒサ。 「だって、次いつ来れるかわかんないでしょ?明日の保証なんて誰にも無いんだからっ!!」私。 「あ出た。一瞬深イイみたいな、かぁちゃん語録。でも今のかぁちゃん突き動かしてるのはあの最中。」息子。 そーです。そのとーり。なんとでも言ってくれ・・・。「あのぅすみませーん!村上さんですか?」私。 後からお家から出てきた奥様が、出かけ際にも関わらずお店を開けてくれまして。 優しい村上井盛堂さん、ありがとうございます(涙)。 そんなんで、ほぼ強引に(!?)ゲットいたしました。 こちらが『鶴姫鎧もなか』。伝説の、でも実在の勇ましくも美しい鶴姫さまが刻印されています。 この最中、抹茶とくろまめと白豆の3種類。くろまめは、小豆餡に密焚きの黒豆がゴロゴロと入っており・・・。 食感も面白く、3種ともとても美味しかったです。 そして!大山祇神社の宝物館の代表選手(!?)義経の鎧ですっ! 鶴姫も義経も、皮(種)は餡と一体化して馴染みがよいです。 義経のほうの餡は、つぶあんでしっかりと練り上げた餡でして、有り難く頂きました!! 後姿は、義経。 「いつもすぐ諦めるのに・・・今回のかぁつんは、ビックリするくらい食い下がったねぇ・・・。」娘。 「うん、最中が背中を押したね~。」私。 ・・・いや、食い気?旅の恥はかき捨て!?って、家族はみんな思ってるなぁ・・・。あわわ。。。 それくらい村上井盛堂さんの『義経鎧最中』に、ココロを鷲掴みされてしまいました!!
by senshoku-iwasaki
| 2016-08-13 22:51
| 最中
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