昨年の増孝商店・冬場所で、久々に再会のコート。iwasakiとさかたかずみとの共同制作で、今までに何点か・・・制作してきました。最近はナカナカ・・・作るコトが出来ないのですが。 生地が織り上がるまでに時間がかかり、尚且つ織れる組成や、幅にも限度があり、既成の服地なら必須(!?)の、生地の後加工や処理が出来ないなどなど・・・市販ではゼッタイあり得ないiwasakiの手織り地を、同じくらい時間をかけて地直しをして。デザインをしてカタチにするさかたの仕事。滅多に出来ない分、少ないけれど作るコトが出来て本当に良かったと思う日々です。 Mさまは、打ち合わせの途中から・・・洋装用のインバネスコートから和装用のトンビコートに変更に(笑)。エリ蚕のウールのような質感がトロンと。羽の落ち感もイイ感じでした。 Kさまの羽織りコートは、タテが紺に染めたシルク、ヨコがリャマのナチュラルカラーです。これは10年ほど前にお作りさせていただいて。Kさまにご愛用いただいております。 MさまもKさまも。iwasakiが活動し始めて間もなく・・・からの永いお付き合いを頂いております。時間はかかるわ、気は利かないわ、安くはないわ・・・のiwasakiですが、自家織物がこうして・・・さかたの手によってカタチになって、纏われて。また年月を重ねて。これからも。ユーザーさんと織物と、年月と経過を重ねてゆきたいから・・・。とにかく健康で、一日でも永く・・・仕事を続けたいと思っております。
by senshoku-iwasaki
| 2017-01-09 22:42
| ekka
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岩崎 訓久・悦子
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