昨年、染織こうげい・神戸店さんで、iwasakiの銀河絹の山形斜文八寸帯地と、この杉綾織りの着尺をご注文くださったRさま。 春に先に八寸帯地を制作させていただいて。その際には「先日こうげいさんでいただきました。とても嬉しいです・・・着尺もお待ちしております」と、ほんとうに。恐縮してしまうほどうれしいお便りを頂戴いたしまして。先週からRさまの着尺を、クニヒサと機にセットしておりました。タテが渋めの紺で、ヨコは玉糸のシルバーグレーなので、光沢感があります。 実はこの着尺。クニヒサが綜絖通し、筬通しがほぼ終わるころ・・・私(エツコ)は中学生の子供たちの三者面談で。『三代目豆象』と呼んでるサンバーで、ご近所で不注意な自損事故を起こしてしまいまして(涙)。電柱にぶつかり、豆象は廃車になってしまったものの。私は軽い打ち身で済みまして・・・。駆け付けたクニヒサの第一声が、「とりあえず手が無事でヨカッタ!!」まったく何てことだ・・と、これ以上落ち込めないくらい自分自身に対して落ち込みまして・・・。でも。有り難いことに手が無事でしたから、翌日からこの着尺に取り掛かることが出来まして。一週間が経ち、ひしひしと。Rさまの着尺を織ることが出来る喜びで、立ち直っていることに気づきました。 この着尺に助けられましたから、精一杯心を込めて(打ち込んで)織り上げたいと思います!!あ・・でも、これからは更に運転には気をつけて(汗)。
by senshoku-iwasaki
| 2017-07-19 21:35
| 着尺・帯
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岩崎 訓久・悦子
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