緯吉野の九寸帯地を織っています。 今回ヨコ糸は、太い細いがかなりある節糸です。 凹凸を感じたり。光沢を感じたり。ちいさな縞を感じたり。 そしてほっこりと。秋も感じる温かみのある質感になっております。。。 昨年の年明けのころ生まれた『ゼリーのミルフィーユ仕立て』は、ゼリーが幾層か重なっているように 色がストンストンと乗っかっていきます。 緯吉野と呼ばれるこの織りは、糸の入れ方で見え方がかなり違って見えるところが気に入っています。 ぷっくりと膨らませてみせたり、かっちりとシャープにエッジを効かせたり。 今回は3本分のタテ糸を機にかけましたので。 3種の『ミルフィーユ仕立て』を制作します。 10月に今年も染織こうげい・神戸店さんでの展覧会がありまして。 今年の夏は、『絞り絣』はお休みして・・・新しい九寸帯地と、新たな八寸帯地にも! クニヒサと。今取り掛かっているものの次の次の次(!?)の企画会議をしながら・・・増殖中です。
by senshoku-iwasaki
| 2017-09-07 22:04
| 着尺・帯
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