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春向けのショールに掛かりました。
Sさまの千筋の着尺を織ってから、
iwasakiの中で千筋のようなシンプルな縞に(もともと大好きだっただけに)、火が付きまして(笑)。

今シーズン一の冷え込みなのに、石油ストーブつけて織っているのは・・・春向けのショール。
平織りの中に綾織りが入って、筋が段で消されます。
今日織り始めたこれは、ヨコ糸に太めの玉糸を平織りに入れましたが。
昨日まで織っていたのは、細い生糸を中心に透けるようなものでしたが。織っていても寒くって(笑)。
今日は少しだけ地厚で、色も濃い目に・・・。
この手のショールは、織るのに時間が要りまして。1枚2メートルが、一日で織り上らないコトも多々。

春向けのショールに掛かりました。_f0177373_18435585.jpg
「エツコさん、織りにくいですか?」ブランケットを織りながら・・クニヒサ。
はいはい。予定よりペースが落ちてるのは、わかっているんですけれど。
クニヒサは私のペースを見ながら、次にこの機に掛けるタテ糸を準備するので。
『おっせーなぁ。』というクニヒサの心の声も聞こえてくるのです。。。

この規格は初めてなので。
ヨコ糸使いが、どんな感じがイイのか・・・何が効くのか、悩みながら考えながら。
今回は6枚分のタテ糸なので。自分の中で、ピタピタッとくるのは5枚目以降かもしれません。。。(笑)
何をするにも時間がかかり、ほとほと自分の不器用さにウンザリしながら。

それでも。
こんな感じの着尺もイイなぁ。。。なんて、次のヒントが必ず生まれる新規格だったりするから。
あ~ん(涙)。ほぅほぅ。ふむふむ。なるほどぉ~。独り言連発で。
年明けからの春に向けて。
我が家にも明るい春が来るとイイなぁ。。。(いや、必ずやって来てくださいョ!神様ぁ~!)
なんて、ココロは便乗しながら(笑)、シルク100パーセントの新作に取り組んでおります!


by senshoku-iwasaki | 2017-11-18 20:07 | 纏う布・暮らしの布
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