ご注文の紬着尺、刈安の「小径・其の2」をお受け取りにいらして下さったKさま。 「今日は日差し除けにね。iwasakiさんのストールやショールは、iwasakiさんだけの引き出しに いっぱい入っててね。こちらはシャリシャリしていてべたつかないから、今日みたいな日に重宝なの。」 素敵な日傘をさして。 私(エツコ)にとってKさまは、眩しいのは日差しだけじゃなくて。。。 iwasaki結成当初から・・・展覧会やイベントの度に、新作のストールやショールをどれだけ連れ帰って 頂いたことか。また新旧さまざまなその子たちを、いろんなシーンでさり気なく、カッコよく取り入れて。 20年以上変わらず・・・って、本当に。稀有な事と感謝しかありませんで。 Kさまが眩しい存在なのです。 この楊柳のストールは、昨年の増孝商店・梅雨場所に、たった2枚だけ出品したもので。 徳島の森くみ子さんに染めて頂いた、阿波藍染めの絹糸を散らした『阿波藍にアイボリー』のストール版。 それを見逃すことなく(!?) それも身につけてみることもせずに「これ、私持ってないわ!」とチョイスされてから。 翌年に、こうしてすっかりとKさまの一部になったストールと再会できて。 好きなものは変わらない、ずっと変わらず好きでいられるって幸せなこと。 Kさまからそんなことを・・・この20数年教えて頂いているような気がします。 それこそがiwasakiの原動力となりまして、どうにかこうにか続けることが出来ているのかと。。。 この楊柳のストール『阿波藍にアイボリー』、昨年この後にまた2本だけ制作いたしまして。 6月21日(木)~25日(月)の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に出品いたします。
by senshoku-iwasaki
| 2018-06-01 22:27
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