一部の方々に(!?)とても好評を頂いているシリーズ。 織り半襟と、帯揚げにもなるストール。 今回は、春夏を意識しまして・・淡いめのカラーで、セリシンを残した糸も入れてシボ感も。 一部の方々・・といいますのも。 実はこんなに小さい布ながら・・・織るのに時間がかかりまして。 たくさん作れないので、出会えたらラッキー!的な少量生産なのです。 このシリーズ、織るのは私(エツコ)なので・・・当然(!?)残り糸を駆使しまして(笑)。 一期一会な、みんな違う織物になります。 半襟も帯揚げも。見せる場所を変えれば、印象もガラリと変わるように・・・色も段も変化します。 21日(木)~25日(月)の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会に向けて。 そもそもこの織り半襟も、帯揚げにもなるストールも。 染織こうげいさんからのリクエストで始まったシリーズなので、 出品の新作の着尺や帯たちともリンクしたものにしたいと思って・・・ 手つむぎマーブル糸や、帯着尺の印象的な糸を散らしてみました。 小弁慶は、小さなギンガムチェックの部分と、ボーダーの部分と。 間道と呼ばれ昔から親しまれる・・・縞、格子、段が全て詰まっています。 愛される小さな織物になってほしくて。 半襟になったり、小さな襟巻になったり。 シャリ感もある夏向けのストールになったかと思ったら、ある日は帯揚げとなって。 私の大好きな、何でもないフツーの日。 何でもないフツーの日は、何事も無ければ忘れ去られるような日々だけど。 そんな忘れちゃうくらいの当たり前の日々こそが、戻ることの出来ない愛おしい日々。 関西方面の大きな地震のニュースに、どうしようもなく心がざわざわしながら。 そんな自分に、落ち着け落ち着けと房をヨリヨリ。 一刻も早く、全ての人に何でもない日がやってくることを祈りながら。。。
by senshoku-iwasaki
| 2018-06-19 22:26
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