<< 台風一過の青空の。 かなりストイックな・・・黒い杉... >>
クニヒサが取り掛かったのは・・・。
以前制作した杉綾織りの『砂とラピス』をご覧になられたお客様から・・・。
「この色合いで地紋のタイプに出来ますか?」とのリクエストを頂きまして。
Sさまの地紋版『砂とラピス』制作中です。。。

写真ではわかりにくいのですが。タテは明るめの紺、ラピスブルーでして。
ヨコはつむぎ糸で、ちょうど・・ラブラドールとゴールデンレトリバーの中間のような!?砂色です。
f0177373_21115874.jpg
ニュアンスは似ているのですが。
地紋のシリーズは平織りですので、杉綾のときとはまた違う表情になります。
それとヨコ糸が太い細いあるつむぎ糸なので、越し数で丸を作るのですがそれが不均一になるところも。
織物の面白さはこういうところかもしれません・・・。
タテヨコともに生糸を用いれば、キッチリと上等な織物に。
こうしてヨコにつむぎ糸や、座繰りの玉糸を使うと揺らぎが生まれて不完全なところが愛おしいのです。
私(エツコ)の個人的な好みでいうと、圧倒的に後者でして。
このヨコにつむぎ糸を使ったSさまの着尺も。
私が取り掛かっているKさまの黒っぽい杉綾織りの羽尺も、赤城の座繰り玉糸がヨコなので。
どちらも無地っぽいんだけど、あぁ愛おしい(笑)織物力にあふれております。

地紋のシリーズは、ヨコ糸の越し数を数えながら織るので無口になります(笑)。
黒くて糸が見えにくいKさまの杉綾も、無口になります。
今週末の金・土・日は、小さな増孝商店の営業日ですから、せめて私のほうだけでも織り上げて。
織り途中でも機から立ち上がれる(!?)織り半襟のタテ糸が、隣りの機にセットされまして。。。
「早くしてね」クニヒサからの無言の圧が・・・。




by senshoku-iwasaki | 2018-09-03 22:51 | 着尺・帯
<< 台風一過の青空の。 かなりストイックな・・・黒い杉... >>