チームイワサキ、今年はまぁ…。紆余曲折だらけ(涙)。 思うように思ったように、狙ったところに一度で着地出来ないのです。 あれあれ、チョットチョット・・・。が~ん。トホホ・・・。 こんなことばっかりで。 ちっとも前に進めず、三歩進んで二歩下がり。 おぉぉ。でも一歩は進んでいたか(笑)。 ただ、26年もやっていると。 アカーン!と思ったら直ぐ、修正の舵をきるコトが出来るようになりまして。 意地を張って固執しすぎるのは、織物制作には危険なことも多々。 底なし沼から脱出するのはもっと大変だから。 途中で予定変更、方向転換をして向かっている取り組みの一つがこちら。 ![]() 本当は、タテ糸にこの生糸に赤城の節糸を経てて。昼夜織りを考えていたクニヒサ。 木枠に巻き始めた節糸があまりにも節が凄くて。引っ掛かるコト間違いなしな不安が。 整経を始めてからその不安は早くも的中。 「これは撤収でしょう。」私。 「やっぱり・・・ですかね。」クニヒサ。 お宝級の節糸は、次回もう一度使い方をもっと考えて必ず使うとして。 今回は生糸のほうで。 「山形斜文の八寸の、新しいバージョン作りませんか?」私。 「あ!そうきます?なるほど。」クニヒサ。 そこからクニヒサの試行錯誤がまた始まりまして・・・。 生まれてきたのがこの、チョロギのような紋様の薄手のタイプの八寸帯地。 これなら御柱太織りシリーズのようなヘヴィーウェイトな着尺にも良さそうです。 ただ、初めの一歩は確実に。 いろんな試練も付いてきて・・・。 かなり苦戦をしながら一歩一歩。 寿の文字のようなチョロギ。おせち料理にちょこんと入ってるカワイイ存在。 それが数珠つなぎのようにいっぱい! たくさんの『寿』で、失敗続きのiwasakiに今度こそ!百点満点の着地となりますように。。。
by senshoku-iwasaki
| 2018-09-25 23:45
| 着尺・帯
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