今回のテーマは、糸ぢから。 糸味ある、自家織物的な、織物力溢れる・・・モノにしたくて。 味わい深い、秋冬にぴったりな織物を作りました。 ![]() 新作の御柱太織り着尺の三つ崩しは、スカッと秋晴れのような爽やかさで。 双子の座繰りの節だらけの生糸を、贅沢に太く撚糸して頂いた特別な絹糸は、タテヨコ同じ太さ。 握るとキュッキュッと気持ちいい絹鳴りがします。 iwasakiの織物全てにおける目標は。 個人規模の、少量生産ならではの「デザイン先行ではなくて、一見どーってこと無いけど、 じわじわくる、ありそうだけど今は無い手仕事」でして。 この御柱太織りシリーズは、その骨頂かもしれません。。。 40代のうちに作ることができるなんて!それもこれも『御柱』と名付けられたデッドストックの 節だらけの糸に出会ったから。 織り半襟のシリーズも。 今回はざっくりと糸味。野蚕系でもベトナムの黄繭の節糸です。 ステンドグラスのようなイメージで。 こっくりと深いお色のお着物の日にも・・・首元にキラリと明るい光が差すとイイなぁ。。。 染織こうげい・神戸店さんでの展覧会は11日(木)より15日(月)まで。 12日(金)・13日(土)・14日(日)は、クニヒサが神戸店さんにお邪魔します。 お出かけいただけたら嬉しいです。
by senshoku-iwasaki
| 2018-10-10 22:38
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