とうとうカレンダーもあと2枚となってしまいまして。 10月はなんだかもう、記憶も途切れ途切れ・・・(涙)。 染織こうげい・神戸店さんでの展覧会があって、息子の高校の保護者会があったり、 娘の中学の文化祭やらPTA部会があったりと。オヨヨ・・織らないと進まないのに。。。 中学に母親が来るのを、あんまりというか全く歓迎していない娘は、学校の案内はまずしないのだけど。 あらあら嫌われたものだわね~と思いつつも。まぁそんなもんかとも納得もしていたり。。。 ところが、「かぁつん、付き合って欲しい催事があるんだけど・・・。」と誘われたのが 先日、奥浅草で開催された『革とモノづくりの祭典・浅草エーラウンド』中に同時開催されていた 台東区立産業研修センター内にある、浅草ものづくり工房の施設公開でした。 奥浅草は、靴製造の街でもありまして。 メーカーもブランドも、それらのシューズをOEMで手作りしている工房も数多くあるようなのです。 娘は小学校の頃からそういう仕事に憧れがあるようでして。 「よっしゃ、職人さんと職人気質のモノを見る目ならチョットだけ自信あるでぇ~!」私(エツコ)。 「うん。それだけはそう思う。」娘。あ、それだけ・・なのね(笑)。 忙しいんだけどなぁ・・・と思いつつも、クニヒサも引っ張り出した甲斐がありました。 とても楽しく興味深い催事でした。娘の、いつもとは違う眼差しにも。 そして先週末娘に連れ出されたのは、都立工芸高校の文化祭。 アニキの通う高校とは対照的な感じで楽しそうで。。。 ついこの前もアニキの学校の進路説明会が私にとっては、まぁ~つまんなかったので(笑)。 でも一応(!?)保護者の頷きで、聞いている顔をしてきたものの。はて、アイツはどうするのかなぁ? 同じ兄妹でも目指す方向でこんなに違う高校生活になるのかぁ。。。と。 私も初めての専門高校にワクワク。 いろいろな科があるのだけれど。 「アートクラフト科かマシンクラフト科かなぁ」と夏の学校説明会では言っていた娘でしたが。 実際に実技室の大型の機械たちを目の当たりにして。これまたとても楽しそうに旋盤を動かしながら 説明してくれる生徒さんたちに・・・すっかりその気になってしまった様子の娘。 「問題は、最近人気があって偏差値が上がっているらしいの。。」勉強ニガテ娘。オヨヨ。。。 「まぁ。あと1年あるから、精々頑張って。頑張ってダメなら他にもたぶん、道はある!」私。 浅草ものづくり工房で入居されていた『セカンドオーシャン』さんの靴底縫い機械。 おぉぉ、糸はラミー(苧麻)を使うのね。。。 デンマーク製とドイツ製とイタリア製があって・・それもビンテージ。 それがまた使いやすいそうで。その方もこの上なく楽しそうに仕事のお話しをされていて。 「どれもカッコよかったけど、しょーこもね、自分でメンテナンスも出来るといいなぁと思って。」娘。 いいねいいね。自分でお道具のメンテまで出来たら、仕事への愛着はきっと倍増だわね。。。 娘のお蔭で私もクニヒサも。知らなかったコトや場所や仕事にへぇーと感心。 息子の大真面目に「公務員とか考えてる」発言にも。 小4男子の感覚のままの母親の。影響力は反面なのかどうなのか・・・。 それでもまだ少しだけ頼られているみたいなので・・・。直観と直感だけは研ぎ澄まして。 私なりにチカラになれたらイイなぁ。。と思っているうちに終わってしまった10月でした。
by senshoku-iwasaki
| 2018-11-01 23:36
| 岩崎のある日
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