『ピコタン』と勝手に私(エツコ)が呼んでいるこの子たちは、 タテ糸を経てる「整経」という作業のときの副産物。 iwasakiの織物は、整経は全てクニヒサがしております。 整経を終えて最後、裁ちばさみでチョキンと糸の束を切ると・・最初に糸をかけた部分が残ります。 その最初の部分がピコタン。 うっかりすると。 クニヒサは捨ててしまうので、結成当初から私がせっせとゴミ箱までチェックして拾い集めて。 別に何にするでもないのですが、ムショーにカワイイのです(笑)。 ここにあるのは蔵前工房に越してきてからのピコタン。 今は整経台の隣りに(置いた椅子の上に)ブリキ製の繭皿を置いて、その中に。 私たちがちょうど小学生のころ流行ったピコタンは、ガチャガチャのおもちゃで手をつなぐ人型のもの。 このピコタン手はつなげないし、この成りがカワイイから解いて繋ぐつもりもないけど。。。 たくさん集まるとまるで宇宙のようで。 糸屑が星屑たちのように輝きだします。 ああ、確かにこれらの親分たちを織ったんだわ・・・と。 願わくば、この子たちの親分が大當の人気者になりますように。。。 ![]()
by senshoku-iwasaki
| 2018-11-28 22:02
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