『帯揚げにもなるストール・小弁慶』は、ギンガムチェックのような弁慶格子。 今年はスカッとブルーのストライプに、イエローが添えられて。 あぁ春だなぁ。 南部町のお山のお家からここ、東京蔵前に工房を移してもうすぐ1年です。 今年の春は、爽やかで柔らかで少しシャリ感もあって、そして少し眠たい(!?)こんなストールを。 首元に、はたまた帯揚げとして帯周りのアクセントになったらイイなぁ。。。 今年で6年目となる、染織こうげい・浜松店さんでの展覧会が4月18日(木)~22日(月)なのですが。 お越し頂くお客様に、毎年新しい発見があるとイイなぁ・・と思いながら(願いながら)制作しています。 iwasakiの織物は夫婦二人っきりで作っているものなので、頑張っても少量生産です。 だけど『一点モノ』と謳うような立派なモノではなくて。 何でもないフツーの日にフツーに愛して頂けるような肩の張らない、でも愛おしいモノを目指しています。 染織こうげいさんのお客様は、普段の着物・・それも織物好きの上級者さんが多くいらっしゃるので。 iwasakiも。 こうげいさんでの展覧会では、今まで色々・・新しい技法だったり、色だったり取り入れてきました。 もちろん。 素材のチカラを信じて。 今年は。 技法は出来るだけシンプルに。光沢だったり、マットなつや消しだったり。 素材の一番良いところを際立たせて。 織物ならではの奥行きは、こんな格子のストールにも。 ぱっと見、じっと見、じわじわとやって来る(ハズの・笑)後味。 今日は啓蟄。 冬ごもりをしていた虫たちが土から出てくるように・・・。 工房の3台の機には全部タテ糸がかかって。iwasaki夫婦もパタパタ手足に羽も(!?)動かして。 春に向かってフル稼働です。
by senshoku-iwasaki
| 2019-03-06 22:19
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