<< ご注文の御柱織りは、used ... 新しいhands,hands,... >>
表も裏も無い、王子・狸家の『狸最中』。
「エツコさんハイ、私です。(笑)」
4月18日からの作品展の打合せに工房にいらして下さった、染織こうげいの社長さん。
「えっ!?開けてもイイですか???」私。
「どーぞどーぞ。」社長さん。
「ひえっ!!ひゃっ!!きゃーっ☆☆☆タヌキの整列!!」大興奮の私。。。
意匠系最中でも私、タヌキは初めましてでして。見た瞬間に釘付けの可愛らしさ。
ぽんぽんのお腹もユーモラスなお顔も、あれ?前も後ろも。


表も裏も無い、王子・狸家の『狸最中』。_f0177373_21560939.jpg
向き合いながら整列しながら。香ばしい香りがたまりません。。。

表も裏も無い、王子・狸家の『狸最中』。_f0177373_21562955.jpg
茶色の種(皮)には粒餡。
皮は厚めでしっかりと、ぱりんと香ばしく。餡はちょうどいい固さで美味しい粒餡です。
白いほうは、漉し餡ではなくて白餡です。
皮は、茶に比べるとやや柔らかく上品で。餡は滑らかな白漉し餡です。
茶狸も白狸も。それぞれに美味しいタヌキです。

染織こうげいさんは、iwasakiが作品展というカタチで毎年発表させて頂いている呉服店です。
帯地や着尺だけではなくて、ストールやショールなどの纏う布まで『iwasaki織物』全てを
iwasakiの仕事として、浜松と神戸のこうげいさんでご紹介いただいていまして。
今年で浜松店は6年目になりました。

生きていると、不思議なコトって多々ありまして。
8年前の今頃、iwasakiは南部町内で中心地の借家から郊外の築140年の古い家に引っ越し
をしながら取り掛かっていたのは、第1号の440シリーズでした。
子供たちも小3と小1になるので、時間のかかる帯、着尺にもチカラを入れたいと思っていました。
大師匠の仕事をリスペクトして、吉野格子の中にずらし絣で丸紋を入れた九寸帯地。
二人がかりで何度も話し合いながら、そのさなかに
あの震災があって。
それでもその後ようやくその帯地は出来上がり。その年の作品展をご覧になっていたのが
こうげいの社長さんと浜松店の店長さんでした。
もしかしたら、織物制作を続けていくことも難しいかもしれないと思った日に。
一番面倒なモノに取り掛かっていて。それが今iwasakiが生きているキッカケに繋がっていたとは。
本当に感謝しかありません。。。

呉服店の主というと・・・。時代劇とかでもどうしても狸親父なイメージが・・・(笑)。
あらあらでもでも、この狸最中は裏も表もありません。。。
そっかぁ~。それで社長さん「私です」っておっしゃっていたのか~。

今年の染織こうげい・浜松店さんでの展覧会。
素材力・糸ヂカラをガッツリと感じられる新作を揃えまして挑みます!

社長さん、いつも驚きの美味しい差し入れをありがとうございます!ご馳走様でした。





by senshoku-iwasaki | 2019-03-11 23:14 | 最中
<< ご注文の御柱織りは、used ... 新しいhands,hands,... >>