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杉綾織りの着尺をステキにお召しになられて・・・。
先週のこと。
ご注文くださっていた八寸帯地を受け取りにいらしてくださったWさま。
「昨年いただいてから、着物になったところを見ていただきたいと思って着て来ました~!」

うわぁ。嬉しいです!!感激ですっ!
昨年の『年に数回のiwasakiのshop・小さな増孝商店』で。
iwasakiの杉綾織りの着尺の中でも一番・・・濃密度規格、タテ糸は生糸でヨコ糸には玉糸。
ナカナカ織り進まない代わりに、ツルツルツヤツヤで柔らかモノのような質感が特徴のコチラ。
Wさまが選んでくださったのは、タテがライトグレーでヨコがシルバーグレーの淡色で。
3寸で切り返し、2寸間だけ小さな菱が雨の雫のように不定期に現れます。

この日はお仲間とのお食事会のお帰りで。
桜がどこも見ごろで。
桜色がベースの型染の花尽くしの帯がとても春らしくて。
そして!Wさまも。峯史仁さんのキノコ染めのブルーの帯締めが美しくて。
あぁ。本当にお似合いでした。
この着尺に掛かっていたときは、こんな素敵な日が来るなんて想像出来ずに織っていました。
もしかしたら、着尺のほうはこの近未来を知っていたのかも。
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この日。
ご注文の八寸帯地のほうもとても喜んでくださって。
ああ。生きててヨカッタ~とつくづく。

我が家の息子が10歳くらいの頃だったかしら。。。
私たちの仕事のスタイルを聞いて
「えっ!?いつ売れるかわからないモノを、こんなに時間かけてとうちゃんと作ってんの??」
と心からビックリされたコトがありましたっけ(笑)。。。

それでなのかどうなのか。
高2になった息子は、「堅気な勤め人になる」という方向性のようですが。
それはそれでとても良きことで。
出来たら「幸せな」堅気な勤め人になって欲しいと希うばかりです。。。

だけど息子よ。
相変わらず母は、今織っているモノがいつ、どなたのお気に入りになるなんて全くわかりませんが。
こうしてWさまのような優しいユーザーさんに、褒めていただけたそれだけで。
心から幸せなキモチになりまして。それがまた次の織物づくりのチカラになりまして。
なんだかずっとエンドレスで自分はちっとも変わらないうちに・・・。
子供たちだけがいつの間にか大人に近づいていて。
春が来るたびにオヨヨ・・と焦ってしまう私。








by senshoku-iwasaki | 2019-04-13 23:48 | 着尺・帯
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