前回に引き続きまして、染織こうげい・浜松店さんでの嬉しすぎる再会。 織物制作は、地味で地道な日々でして・・・。 やっと出来た織物が、布となって纏われて。 使い手の方に育てて頂きながら、その方の一部になっている晴れ姿を目にすると。 作り手としましては、これ以上の幸せはありませんで。ははぁ~。なぁ~るほどぉ~。 それが出来るまでの工程の全てまで・・愛おしく思われて。 『patch upシリーズ』はまだ、こうげいさんでしか制作したことが無い、絵羽のキモノ。 そしてこの八寸もまた、こうげいさんでしか制作したことが無い、ほぐしの絞り絣。 どちらも青木間道をモチーフにした組成も入れて。 iwasakiの作品展で、いつもそのときにiwasakiが新しい試みとして取り組んだモノを 面白がってくださるTさま。 着物と帯の制作年は違うのに、こうして合わせて頂くと不思議なくらいにピッタリと。 何より。Tさまに本当にお似合いで。感激です!ありがとうございます。 こちらはiwasakiの織り半襟と、『帯揚げにもなるストール・小弁慶』をお使いくださって・・・。 格子のブルーが、お着物の絣のブルーとリンクして・・清々しいです!!嬉しいです。 こうげいさんのスタッフのAさんは、緯吉野の半巾帯を。 くるくるっと巻かれた感じは、八寸では出来ない風情のもので可愛いです!! 半巾好きの私(エツコ)ですが、いつも貝ノ口ばかりなので。 いつかマネしたいと思っております! こちらもスタッフのMさん。銀河絹の山形斜文の半巾帯を、青戸先生の美しい絣のお着物に。 ひゃ~。ありがとうございます!! そして〆も(!?)佐浦店長さん。(!?)以前にご注文で制作させて頂いた杉綾織りの紬に。 緯吉野であじろのように、一越ずつラピスブルーと濃い茶との組み合わせで織った八寸を。 こうげいさんでは佐浦店長さんをはじめ・・・スタッフの皆さまにも色々と。 iwasaki織物を、本当に素敵に取り入れてくださって。有難く、感謝の思いでいっぱいです。 こうげいさんで作品展をさせていただくようになってから。 もっとこう変化させたいとか、こうすると違う見え方をするんじゃないかとか、まだやってない コトとか・・・。作りたいキモチがムクムク生まれてしまいまして。 織物はとにかく時間がかかるので、とにかく時間が無くなりました(笑)。 それもこれも。この幸せな再会の日々がそうさせてくれるのです。 今年共に50歳のiwasaki夫婦。いつまで生きられるかはわかりませんが(笑)。 生きている限り織り続けたいと思います!! ありがとうございました。
by senshoku-iwasaki
| 2019-04-24 23:34
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