夏にクニヒサが制作していたのは、吉野格子の九寸帯地二種。 吉野間道とも呼ばれるこの織りは、縞の部分の糸の密度が二倍。 凹凸があって、艶やかで、織物らしくて。 iwasakiの織物の中でも・・・ チョット余所行き(!?)おすましなアイティムでもあります。 ![]() Hさまは、吉野格子の『板チョコに銀紙』シリーズをご覧になって。 アイボリーとブルーでリクエスト。 ブルーにアイボリーにシルバーグレーと、少しだけ天蚕の生糸は効かせ色。 すっきりとした、爽やかな一品になりました。 ![]() 型染めなどの工芸的な染めのお着物もとても愛するNさま。 お持ちの染めのお着物の画像の中から 「このお着物に合わせたいと思って・・。」と見せてくださったのは。 型絵染め作家の遠藤あけみさんの作品で、素敵なのです。。 「うわっ!!」とiwasaki夫婦二人で喜んでしまったのは、 私たちも遠藤さんの作品とお人柄のファンでして・・・。 アトリエにお伺いさせて頂いたこともありまして。 その遠藤さんの作品に合わせる帯ですから。気合が入ります! Nさまとの打ち合わせで、シルバーグレーの無地となりまして。 タテ糸は生糸、ヨコ糸に玉糸を使って糸味のある無地に。 先日。 出来上がったこの帯地をご覧になったNさま、とても喜んでくださって!! ー上品な光沢、色、それでありながらお高くとまっていない(笑)、 温かい親しみやすさがあって・・・ どんな着物にも合うのに、ちゃんと存在感もある帯ですー あぁぁ。 何よりも嬉しいお言葉を頂きました。 Hさま、Nさまありがとうございました。
by senshoku-iwasaki
| 2019-09-18 21:43
| 着尺・帯
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