iwasakiの手織りの半襟は、 今までに平織りで緻密なグラデーションタイプや、 小さな格子で小弁慶シリーズ。 昨年は、ヨコ糸に太目のエリ蚕の糸を使った ざっくりとしたタイプもつくりまして。 今回は。 九寸帯地と同じ規格の、緯吉野。 凹凸があって、可愛くて、大人っぽい。 年末年始の華やかなシーンでも似合いそうな。。。 ![]() 織り始めてから。 おぉぉ。こりゃ綺麗だわ~と期待と同時に後悔も(笑)。 この組成は、ヨコ糸を喰う=織り進まない組成でもありまして。 なんてったって 巾は無いけど、九寸帯地のときと同じだけ杼(シャトル)は何度も 私(エツコ)の掌を、右へ左へと行き来します。 一枚約110㎝、それが一日がかりでやっとやっと。 もう懲り懲り!? いえいえ、私は真のバカ(笑)。もちろんクニヒサも。(笑) 10日間かけて11枚織り上げた後に。 隣の機にセットしたのは。 同じ規格で着尺です。 11枚の半襟の中で、 さまざまな色で試し織りのお宝級の体験をした直後ですから。 きっと良いモノが出来そうです。。。 緯吉野の組成は、iwasakiではおなじみで。 半巾、八寸、九寸に、着尺に、マフラーとかイロイロ。 使用する糸の太さでびっくりするくらい表情が変わります。 永らくこの仕事に携わっておりますが。 いまだに 小さな驚きと発見がありまして、底が見えません。。。 中3の娘はどうしても行きたい高校があるらしく。 「ここの推薦入試を受けるなら、入試説明会は全部来たほうがいい」 って在校生に言われたからと、娘に付き合わされて。 私はただいるだけの保護者なのだけど・・・。 担当の先生から「自分がどう生きたいのか明確に伝えられるように」 と言われていて。 ふーむ。 キッパリと明確に生き方語る15歳なんて、 私だったらあんまり信じられないなぁ。 50年生きてても、アタシは迷いぱなっしなんだけどなぁ。。。 真のバカは保護者には向かないなぁ。
by senshoku-iwasaki
| 2019-10-28 23:15
| 着尺・帯
|
ファン申請 |
||