50歳の記念(!?)に半巾帯を50本つくろう!という ほぼ思いつきのようなノリで始まった企画。 iwasakiにおける半巾帯とは? 実はLIFEそのものなのかもしれないと作りながら痛感。 特に私(エツコ)にとっては。。。 私が取り掛かる場合は、 まずは残り糸を逆算するところから。 ほんのちょっぴり残った糸も、必ず効果的に使い切る ことを念頭に。 ![]() タテ糸の整経はクニヒサが、やはり残り糸から生む縞。 ヨコ糸の入れ方によっては、タテ色を消すことも。 タテを見え隠れさせるのも織物の凹凸感や、奥行きを 出すのに効果的になったりします。 ![]() 同じタテ糸でもヨコ色が変わればほら・・・。 上の黄色い半巾と同じタテの姉妹とは思えないほど。 同じタテから4本ずつ制作していまして。 クニヒサと私で代わる代わる・・・ちょうど道半ば。 只今25本目の半巾帯を織っております。。。 50本の半巾帯、今年の『日本の夏じたく』展で ずらりと並べるつもりでおりまして。 ひとつひとつ。 一越一越がまるで今日までの月日のようで。 今織っている奇跡。 これまで作ってこられたキセキ。 「増孝商店」開店中の空き時間にせっせと繋げた つなぎ糸たちも。 出来る限りの愛を込めて!最大限に活かせるように 散りばめています。 今現在もこれからも。 捨てることなく生み続けたい願いもこめて。
by senshoku-iwasaki
| 2020-01-24 21:50
| 着尺・帯
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