今年はふわりとエアリーな、透け感のある九寸帯地 を作りたいと。 クニヒサ、この規格について糸の太さや、練り具合 密度などなど・・・。ずっと悩みまして。 ようやく透け感のある雲がふわふわと。 ひとつめは『阿波藍とアイボリー』バージョンです。 組成は「めがね織り」という技法でiwasakiおなじみの 緯吉野に似ているのですが、よーく見ると違います。 裏ができるのがめがね織りです。 ![]() 森くみ子さんに染めて頂いた阿波藍の雲が浮かびます。 ふたつめは『白い雲と銀の雲』。 ![]() 銀鼠の雲が浮かぶバージョンです。 このタテ糸が無地のタイプの前に、ギンガムチェック のような格子の中に雲を浮かべたタイプを作りまして。 その第一号と、八寸、半巾など数点を 4月9日(木)~4月13日(月)染織こうげい・神戸店 さんの「染織こうげい展」に出品いたします。 写真のタイプは染織こうげい・浜松店さんで。 4月23日(木)~4月27日(月) 「岩崎訓久・悦子作品展・糸ぢから春帯夏帯編」に。 手織りはとにかく時間がかかるもの。 この「春帯夏帯編」のためにこの半年間ずっと・・・。 土日もなく現在進行形で織り続けています。 暗い出来事が続く昨今ですが、 素材力に生かされているiwasakiならではの「糸ぢから」 に、光を感じてくださる方がいらしたら・・・ 織物力を信じて織り進めます!
by senshoku-iwasaki
| 2020-04-04 23:35
| 着尺・帯
|
ファン申請 |
||