ザーッと、スーッと、ほわーっと落ちる滝の ようなイメージの縞です。 小さめの山形斜文の大小で。 今回の山形斜文八寸帯地、タテもヨコも群馬県の 碓氷製糸さんの絹糸です。。。 ![]() タテ糸は『ふい絹』という、無撚りの絹糸で。 iwasakiの銀河絹シリーズは、長野の宮坂製糸さんの 『銀河シルク』を使っていますが。 糸のつくり方は、どちらも同じように沢山の繭を、 ゆっくり旋回させながら撚りをかけずにひくそうなの ですが両者はやはり違いがありまして。 今回はこのために碓氷製糸さんに細めにつくって 頂いたものです。 ![]() ヨコ糸はキビソということなのですが、とても 綺麗に揃ったキビソ(緒糸)です。 タテもヨコも細めの糸で構成してますので、 繊細な感じの仕上がりになりました。 キラッとしつつマットな落ち着きもあって。 今回のタイプも絹のさまざまな表情が楽しめます。 素材のチカラ無くしてiwasakiの織物は出来ませんで。 沢を上って美しい滝を見つけたときのような 静かに織物力を感じるような八寸帯地に・・・ なったらいいなぁ。と思いながら織りました。
by senshoku-iwasaki
| 2020-04-13 21:49
| 着尺・帯
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