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彼らは言える、「ふるさとの味!」。
GWの頃までに本来なら一度、山梨・南部町の家に行って
草取りと、裏山の竹林からの筍をなるべく採ってお
かないと・・夏に行ったときに大変なコトになるの
はわかっているのだけれど。。。

緊急事態宣言が延長となり、またまた南部町が遠く。

いつものように機に向かっていると、扉から
「イワサキさーん、お荷物です」クロネコのお兄さん。
南部町の家のお隣さんから届いたものは。。。

彼らは言える、「ふるさとの味!」。_f0177373_18584744.jpg
立派な筍が2本と、我が家のクレソン、山椒の葉。
「お元気ですか?市小路の筍と、いつも頂いてる
岩崎さんちのクレソン送ります」
お隣のご主人と、この春から小学校に入学した
お孫ちゃんと採ってくださったそうで。うわぁ!
早速に仕事場で鍋にかけまして。

おぉぉ。久しぶりの筍茹でるこの香り。
20年近く筍の里に暮らしていましたから、香り
でがっつりココロを捕まれてしまいます。
実は私(エツコ)、かなりホームシック(笑)。
お山のお家が恋しくて、緑が恋しくて・・・。
でも、土付きの植物は鉢替えの場所も無いし・・


彼らは言える、「ふるさとの味!」。_f0177373_18590599.jpg
気がつけば。
仕事場にひとつふたつと増えてきている・・・
チランジア(エアプランツ)たち。少しずつ大きく
なったり、新しい株が生まれたり、小さな根が出たり。
クニヒサと水やりをしながら癒されています(笑)。

いつもは掘りたてを直ぐに茹でていた筍。
届いたものは、掘ってから2日経っているのでかなり
長いこと火にかけて。
夕ご飯に山椒の葉をいっぱい散らした筍の煮物。

一口食べた子供らの第一声は、
ほぼ同時に「ふるさとの味!」なるほど確かに。
大鉢いっぱいの量も、大きめカットも、ご飯がススム
濃いめの味付けも、産地の南部町の味。
かなり大きめ筍1本、今日だけでほぼ完食。

ウチのばばちゃんには、もう1本の少し小さめのほう
の穂先を中心に・・・もうちょっと上品に煮ることと
するか。。あれれ、クニヒサのふるさとの味って?
商売の忙しかったばばちゃん、昔から中食派だった
ようで・・・。プロの味じゃなぁ。。






by senshoku-iwasaki | 2020-05-04 22:37 | 岩崎のある日
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