「健康診断が9月末までなんだよねぇ・・」私。「このところ歩いてないからなぁ。きっとまた運動不足指摘されるなぁ・・。」クニヒサ。「今日は久々に、隅田川沿いを浅草方面に行きましょう!」私。 蔵前橋から大川(ここいらのおとーさんたちは必ず隅田川を大川と古い言い方をしまして。流石だなぁなんて感心してたら、結構お婿さん率が高かったりして・笑)を浅草へ・・・厩橋、駒形橋、吾妻橋を過ぎたら、言問橋。そして人しか通れない桜橋を渡って「ご隠居、団子屋が!」私。「エツコさん最初っからそのつもりでしょーが。」 えへへ。言問団子は、30年ほど前クニヒサから貰って。柳橋梅花亭の三色梅最中とともに、その餡子の絶品さに腰を抜かした(ホントです・笑)私の中では両横綱でして。そういえばこちらにも最中があると知りまして・・・。 都鳥を象ったカワイイ最中。お店では頼んでから餡を詰めてくれます。小豆餡と白餡がありまして、やっぱりスゴイ。皮(種)がまた美味しい。香ばしいんだけれど餡と一体化していて。そこに絶品の餡なのです。小豆餡もちょっと違うのです。。大納言の粒餡なのだけど所謂粒餡じゃないのです。白餡のほうは、言問団子と同じ手亡豆の後からお豆の香りがスーッと鼻に抜ける、上品だけどしっかりパンチもある餡で。良質の素材を活かしきった仕事が伝わってくるオリジナル性の高い、他に無い最中だと思います。 お店の暖簾もステキ!有名な書家の方の字だそうです。。。 お店ではオリジナルの器で、言問団子とお茶がいただけます。このお団子が3色どれもそれぞれ、材料の違いと仕事とであぁ・・たまらない。お茶がほんとよく合う!と思ったら、言問団子に一番合うように厳選した契約農園の川根茶だそうで、なるほどー。と鼻が膨らむ私。 言問団子は、出来た日その日限りの粋な味。団子も最中も、ちょっぴり高価なのはきっと素材の良さ。江戸末期からずっと変わらずこの団子だけで今も作り続けて。。。やっぱり凄いことです。こんな凄い仕事が食べられる幸せ♡ 「エツコさん、歩いた意味全然無くなってますよねー。」クニヒサ。「おぉぉ。お向かいは長命寺の桜餅だ!」私。 向島三大和菓子といえば、この言問団子さんと長命寺の桜餅と、志満ん草餅と言われていますが、向島にはあの菊最中の青柳清家もあってうふふ。秋はお散歩が楽しみです。
by senshoku-iwasaki
| 2020-09-14 18:11
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岩崎 訓久・悦子
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