かれこれ20年は経つかしら。織物だけで暮らす一大決心をして、それまでの勤めを辞めてから初めてのクラフトフェアでした。松本城の太鼓門の完成に伴って、春に盛況の『松本クラフトフェア』を秋に開催したものでした。 偶然お隣のブースだったのが酒井さん。酒井さんは松本クラフトフェアの常連で、ファンも多く、何より技量が半端なく・・圧倒的な仕事量をひしひしと感じて。この人スゲーな。が第一印象。 酒井さんへのリスペクトは、それからお付き合いをさせて頂くようになってもずっと変わりませんで。毎年春に清澄白河で作品展をされておりまして。今年春、iwasaki家にと初窯でマグカップを作ってくださいました。そのときに我が家の娘が念願だった酒井さんの母校にどうにか合格できたということを我が子の事のように喜んでくださって!(涙)「オレが作れるモノで何か欲しいモノある?」と娘に。「リクガメのシェルターに、今は割れた植木鉢を使っているんですけど・・信楽焼のシェルターがあるらしくて考えてたんですけどぉ・・。」娘。「・・・シェルター?わかった。作るよ!」酒井さん。
そして今日。スゲーの持って来てくださいました!「ええっ!ね、練り込みですか!?どーっやったらこんな柄になるんですか??」iwasaki夫婦。「モノづくりになりたいしょーこちゃんへのお祝いだからね。チョチョイト作れるようなもんじゃつまらんからね、結構時間かけたぜ(笑)。」酒井さん。酒井さんはお帰りになった後だったけど、帰宅した娘が驚いたのは言うまでもありませんで。万年(マネ)ちゃんのゲージに置くと、さっそくにモソモソと潜っていったそうで。カメのマネちゃんもご満悦です。。。
蔵前の住まいはとても狭いので、食器も最低限しか南部町の家から持って来ておらず、引出物と思しきカップ&ソーサーを使っていたのですが。やっぱり酒井さんのマグカップで頂くコーヒーは、トーストとコーヒーだけの我が家の朝食がとても豊かなものになります。。。「人の手が生むモノはきっと。無くならないってやっぱり思うんだよね。」娘。アタシもホントにそう思う。
一昨年の酒井さんの作陶展で分けて頂いたボウル。清澄白河のギャラリーkopis さんで。「NICHIJO-」と題して今年の春は、ちょうど緊急事態宣言中となったため明日から仕切り直しだそうです。 酒井隆夫 作陶展 NICHIJYO-xxl2020 10/8(木)~10/17(土)※13(火)休み11:00~19:00 土・日・祝日は18:00まで 最終日は17:00まで
by senshoku-iwasaki
| 2020-10-07 23:16
| いわさきのつながり
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岩崎 訓久・悦子
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