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陶芸家の酒井隆夫さん。
かれこれ20年は経つかしら。
織物だけで暮らす一大決心をして、それまでの
勤めを辞めてから初めてのクラフトフェアでした。
松本城の太鼓門の完成に伴って、春に盛況の
『松本クラフトフェア』を秋に開催したものでした。

偶然お隣のブースだったのが酒井さん
酒井さんは松本クラフトフェアの常連で、ファンも
多く、何より技量が半端なく・・圧倒的な仕事量を
ひしひしと感じて。この人スゲーな。が第一印象。

酒井さんへのリスペクトは、それからお付き合いを
させて頂くようになってもずっと変わりませんで。
毎年春に清澄白河で作品展をされておりまして。
今年春、iwasaki家にと初窯でマグカップを作って
くださいました。そのときに我が家の娘が念願だった
酒井さんの母校にどうにか合格できたということを
我が子の事のように喜んでくださって!(涙)
「オレが作れるモノで何か欲しいモノある?」と娘に。
「リクガメのシェルターに、今は割れた植木鉢を
使っているんですけど・・信楽焼のシェルターが
あるらしくて考えてたんですけどぉ・・。」娘。
「・・・シェルター?わかった。作るよ!」酒井さん。

陶芸家の酒井隆夫さん。_f0177373_20354283.jpg
そして今日。スゲーの持って来てくださいました!
「ええっ!ね、練り込みですか!?どーっやったら
こんな柄になるんですか??」iwasaki夫婦。
「モノづくりになりたいしょーこちゃんへのお祝い
だからね。チョチョイト作れるようなもんじゃつま
らんからね、結構時間かけたぜ(笑)。」酒井さん。
酒井さんはお帰りになった後だったけど、帰宅した
娘が驚いたのは言うまでもありませんで。
万年(マネ)ちゃんのゲージに置くと、さっそくに
モソモソと潜っていったそうで。カメのマネちゃん
もご満悦です。。。


陶芸家の酒井隆夫さん。_f0177373_20355876.jpg
蔵前の住まいはとても狭いので、食器も最低限
しか南部町の家から持って来ておらず、引出物
と思しきカップ&ソーサーを使っていたのですが。
やっぱり酒井さんのマグカップで頂くコーヒー
は、トーストとコーヒーだけの我が家の朝食が
とても豊かなものになります。。。
「人の手が生むモノはきっと。無くならないって
やっぱり思うんだよね。」娘。
アタシもホントにそう思う。

陶芸家の酒井隆夫さん。_f0177373_20360894.jpg
一昨年の酒井さんの作陶展で分けて頂いたボウル。
清澄白河のギャラリーkopis さんで。「NICHIJO-」
と題して今年の春は、ちょうど緊急事態宣言中と
なったため明日から仕切り直しだそうです。

酒井隆夫 作陶展 NICHIJYO-xxl
2020 10/8(木)~10/17(土)※13(火)休み
11:00~19:00 土・日・祝日は18:00まで
        最終日は17:00まで





by senshoku-iwasaki | 2020-10-07 23:16 | いわさきのつながり
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