昨年生まれた着尺の新シリーズ、『雨音拍子』の経吉野でまた違う感じがつくれないかなぁ。。と。試行錯誤をしながら織っています。 織り半襟は、約110cmの中で。色や組成がビミョーに、時にガラリと変化します。襟に出てくる部分は少しだけれど。出したい部分をずらして出してもらえればと・・・。平織り、綾織り、、緯吉野そしてこの経吉野と。最初から最後まで!いろんなリズムを刻みます。 「襟に出てくる部分だけ柄を入れればいいじゃん」ってよく言われるけど。そのほうがもっと作れるかもしれないけれど。イロイロ試してみたくて。ついつい全部が柄になっています(笑)。でも今後は、部分的にこってりと織り柄の半襟も作れたらいいなぁ。。と思っています。 緯吉野はヨコが出ますが、経吉野はタテ糸が出るので、奥行きがまた違います。ただ、たった1メートルのこの織物が一日かかります。10枚分のタテ糸をかけていますので、10日後には新しい表現がひとつでも見つけられたら・・・。今年は春から縁起がいいヤァ~となるのですが。大寒の頃までに、芽吹きのエネルギー感じる・・新しい織り半襟を織りあげたいと思います!
by senshoku-iwasaki
| 2021-01-08 21:52
| 着尺・帯
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岩崎 訓久・悦子
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