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2021『御柱』シリーズに綾織りバージョンが生まれました。
山形斜文の綾織りで、切り替えしに菱が出ます。
昨日クニヒサが織り上げたのは、大きな格子の
『色硝子』。絹量たっぷりの贅沢な御柱シリーズ
に、更に綾織りとなると糸量約1.5倍!
ずっしりと。
贅沢この上ない普段着です。。。
2021『御柱』シリーズに綾織りバージョンが生まれました。_f0177373_21230599.jpg
『色硝子』はの、ステンドグラスのようなイメージで。
八寸帯地から生まれたシリーズです。残糸を逆算して
制作することが出来るので、これが作れるようになった
というのが嬉しくて(笑)。この『色硝子』も今まで
制作してきた『崩し』のタイプの残糸から出来ています。

2021『御柱』シリーズに綾織りバージョンが生まれました。_f0177373_21225221.jpg
そしてもう一つは無地で。
写真がムズカシイこの色は、翡翠を感じる銀鼠。

綾織りの御柱は、重量もあるので単衣向き。
夏以外のスリーシーズン、気温に応じて自由に
着回しが出来るフレキシブルな着物になってくれたなら。
私(エツコ)の究極の理想は、そんな着物です。。。

心地よくて、イロイロ楽しめて、愛おしくて。
おまけに民族服でもある着物だもの。
纏うことでココロも上がる、ひょっとしたら母や叔母、
祖母や祖父とも繋がれるかもしれない・・・
地球中探しても、
同じコーディネイトなんて見つからない、それでも
フレキシブルに『今』に寄り添ってくれる・・・

そんな思いで日々織っております。。。




by senshoku-iwasaki | 2021-03-09 23:34 | 着尺・帯
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