<< 綾織りの八寸帯地『色硝子』、新... しばらく『増孝商店』は、ご予約... >>
お散歩コースの老舗、亀屋大和さんの『万年最中』。
iwasakiが暮らす蔵前1丁目は、浅草橋に近く。
神田川に架かる浅草橋は、台東区側から見ると左に
柳橋。右には左衛門橋。柳橋浅草橋を渡れば中央区。
左衛門橋を渡ると千代田区。

柳橋を渡って道なりに行けば浜町方面。
浅草橋を渡って直進すれば馬喰町方面に。
左衛門橋を渡って直ぐの靖国通りを道なりに行けば
神田方面。靖国通りを横断して路地に入ると東神田。
馬喰町の通りに建つ、ファッションの問屋ビルの裏
辺りにひっそりと佇む和菓子屋さんの亀屋大和さん。
創業は江戸中期で、なんと九代目なんだそうで。 
岩崎家ではよくここの美味しいお団子が登場していて
名前は知っていたのですが、場所は私(エツコ)は
わからずにおりましたが。最近たどり着きました!

お散歩コースの老舗、亀屋大和さんの『万年最中』。_f0177373_21093357.jpg
お団子もお饅頭も季節の和菓子も美味しいのですが。
ありました、最中は『万年最中』。娘のペットの
カメの名も「万年」でマネ。で、娘にも(笑)。
餡は粒あんでしっとりなめらか。
こちらのお赤飯もとても美味しいのです。。。
それにしても。
九代に亘って愛される御菓子を作り続ける、その時
の長さ・・・あぁぁ。私には万年に値します!
出来たらずっとこの先も続いて欲しいお店でした。


ずっと続いて欲しい名店といえば。
柳橋を渡って直ぐ、両国橋のたもとにこれまたひっそ
りとした佇まいであった七味唐からし屋さんがある日
長い歴史を終えていまして。

お散歩コースの老舗、亀屋大和さんの『万年最中』。_f0177373_21092028.jpg
大好きなお店でした。お店のシャッターに貼られて
いた張り紙がコロナで休業中なのかと思っていて、
前回多めに買って冷凍庫に保存していてヨカッタと
思いつつ。いつから営業かしらと行ってみたら。
7月31日をもって閉店しましたとのことで、暫く
ぽっかーんと喪失感で。。。

江戸時代。
隅田川に一番最初にかけられた橋が両国橋だそうだ
から。当時の賑わいといったら相当なものだったか
と。ずっと変わらないなんてあり得ないけれど。
少しずつ変化してゆくその一端一瞬を、感じ取りな
がらの私のお散歩にしたいと思っていまして。
今日も絶滅危惧な名店に出会えるかも?と路地裏
に入り込んでは道に迷って(涙)歩数を稼いでいる
私。



by senshoku-iwasaki | 2021-09-13 23:40 | 最中
<< 綾織りの八寸帯地『色硝子』、新... しばらく『増孝商店』は、ご予約... >>