神奈川の最中。相模原・上州屋さんの『勝坂土器最中』と、横浜・喜月堂本店の『喜最中』。
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先日の『増孝商店』では遠方からいらしてくださった有難いお客様が・・・。しかもiwasakiのこのブログを、なんとかなり読んでくださっているご様子で(涙)。 仕事の事ばかりではなく、日常そのものがまるでオチの無い落語のようなiwasakiなのですが。とにかく語彙も文章力も無いものだから面白くも無い(笑)ブログになってしまうのがずっと悩みの私(エツコ)。 相模原からご主人とお二人でお出でいただいたOさま。「相模原のアンテナショップで見つけたんですけど・・」と手渡してくださったのは。。。 「えっ!?じ、縄文式土器ですか??」おぉぉ。立派な、しかもかなり精巧な、意匠系お土産系最中です!相模原市勝坂(かっさか)遺跡というのも私、初めて知りました。中にはつぶし餡、金とん餡(白餡)紫いも餡の三種類。しっかりとしたあんこの詰まった懐かしいタイプのモナカです!Oさま、素敵な型染めの端切れをお持ちになって。「体験で色差しをさせて頂いた帯なんですが、これに合うような着尺を作って頂きたくて。。」うわぁ。たくさんの選択肢のある中で、iwasakiをチョイスして頂くとは・・・。恐縮です。でも、ならばこそ、もう少し時間をかけてイメージをお互いに膨らまして・・もう一度打ち合わせさせて頂こうということに。私たちもこれからが楽しみです。。。 そして横浜からお出でくださったYさまは。。。
「イワサキさんに一度食べてみてほしかったの。私が子供の頃からあってね、よく母親にお使いで買いに行かされてね・・・」と。ずっしりと重たい包みを開くと。うは~っ!!これは。一目でワカル。絶品系ド直球の和菓子屋さんの看板商品は、ほぼ間違いなく(!?)はみ出しタイプの餡なのです。。
こちら喜月堂さんは、明治33年に横浜本牧に開業だそうで。誰からも愛され喜ばれる最中を10年がかりで生み出されたのが『喜最中』とのことです。確かに「神奈川県指定銘菓」とあるので、どんな?と調べてみましたら、「鳩サブレー」よりもずっと早くに選ばれていたようで、歴史の重みも感じます。ピンクは栗がゴロゴロの豪華な栗餡、茶はど真ん中な美味しい粒あんです。やや大振りでボリューム感がありながら、いやいやなんの。その美味しさにペロリ(笑)。本当に、愛され喜ばれる銘菓です!本牧のあの通りにあるのかぁ~。明治創業ならきっと、原三渓も食べただろうなぁ。今度三溪園に行くときは必ず買いに寄ります! Oさま、Yさま、神奈川の最中をご馳走さまでした。昭和から明治と時代も歴史も感じる二品でした。ありがとうございます。 それにしても。知れば知るほど奥が深い最中道(!?)。エツコの最中の果てしない旅、まだまだ続きそうです
by senshoku-iwasaki
| 2021-12-14 00:37
| 最中
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岩崎 訓久・悦子
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