<< 『2022・日本の夏じたく』お... 今年の『日本の夏じたく』では、... >>
いよいよ今週末は『日本の夏じたく』です!
今回iwasakiの展示スペースは、鶴翔閣広間でして。

晴れていればこの季節。。。
奥のゆらゆらガラスの窓からは、陽ざしと木々の
新緑が眩しくて美しくて。
雨が降っても。木々にしとしとと降り注ぐ緑の粒々
もゆらゆら揺れて。それもまたイイものですが。

いよいよ今週末は『日本の夏じたく』です!_f0177373_17205448.jpg
さて、今展のために八寸帯地を織る際に少しずつ
サンプルのように欠片を織りためて。
サカタに数寄屋袋のような小さなバッグに仕立て
てもらいました。
いつも見ている織り手前が、斜めに見えることが
とても新鮮で。一枚の布が立体になったのも嬉し
くて、愛おしい袋が出来ております。
いよいよ今週末は『日本の夏じたく』です!_f0177373_17204377.jpg
今展初お披露目といえば、この半巾帯も。
森くみ子さんの藍染の糸を使った、お馴染みの
『阿波藍とアイボリー』のシリーズですが、この
帯には特別な絹糸が。。。
随分と前になるのですが、お世話になっている長野
の宮坂製糸さんから生糸の品質検査をするときに
使った輪ゴムくらいの小さな小さなカセを、袋一杯
頂いたことがありまして。
何かにせねば!とその小さな輪を繋げていたところ。
それが昨年の三越での夏じたくメンバーでのイベン
ト中(笑)。コロナ禍でしかも東京オリンピック中
ということもあって内職も進み・・・!?
それを見ていた峯さん(の奥様)日本刺繡の飯島さん
そして夏じたく展でもお手伝いして下さっている
阿部さんが糸繋ぎを手伝ってくださって。
中でも阿部さんは、なんとその後ご自宅に糸の袋を
持ち帰って沢山繋げてくれまして(涙)。。。


いよいよ今週末は『日本の夏じたく』です!_f0177373_17204907.jpg
阿部さんが繋げて芯に巻き付けて送ってくださった
もの(右)と、iwasakiでカセに上げてヤマモモで染
めたもの(左)。

まるで千人針のような最強の『阿波藍とアイボリー
半巾帯』になりました。
2回目から夏じたくに参加させて頂くことになって
12年が過ぎ・・・本当に多くの出会いの中で制作を
させて頂いている幸せを痛感しております。

相変わらずの他力本願のiwasaki夫婦ふたりで出て
おります。
皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。

日本の夏じたく
5月21日(土)22日(日)
11:00-17:00
横浜・三渓園 
鶴翔閣+横笛庵+旧燈明時本堂


by senshoku-iwasaki | 2022-05-17 22:56 | 展示会・お知らせ
<< 『2022・日本の夏じたく』お... 今年の『日本の夏じたく』では、... >>