昨年からご注文いただいているKさまの帯は、日本刺繡の飯島桃子さんとの合作バージョンです。 Kさまは今までにもiwasaki+飯島桃子さんとの八寸帯から始まって、地紋のある紬着尺に雪花と。そして三作目は愛犬の沙羅ちゃんの刺繡が入ります。 20年以上の長いお付き合いをさせていただいているKさまは当初からずっと。作り手の私たちを尊重してお任せくださいます。今回は沙羅ちゃんの毛並みのブラウンを引き立てつつも、Kさまのお持ちのお着物に合うようなグレーベースに。今年制作した杉綾織着尺『万糸雨』の感じがよいかもということになり、柔らかな縞が入りました。 沙羅ちゃんは山梨の工房時代にも何度か来てくれて。小型犬なれど、チビッコだった我が家の子供たちはすっかりなめられ(笑)。めちゃくちゃかわいい顔をして気の強い、かなーり癖になる可愛さで。我が家のペットの水亀たちとは違って、やっぱりワンコはイイなぁ。。。とずっと思っていましたが。30年近く一緒に過ごしたキバラガメのキイロちゃんが旅立って5年経ってもロスな私(エツコ)。 星になってしまったとKさまからお聞きしたときはかける言葉も見当たらずオヨヨ・・・だったのですが。幸せな沙羅ちゃん、Kさまのご主人は箱瀬さんにお願いして蒔絵のお皿になり、飯島さんの刺繡が入り帯となりお二人に大切にされ生き続けます。箱瀬さんのお皿はとっくに出来たのに、スミマセン。。。Kさま、今しばらくお待ちくださいませっ!!
by senshoku-iwasaki
| 2022-08-09 22:30
| 着尺・帯
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岩崎 訓久・悦子
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