♪瀬戸は~日暮れてぇ~どうしても瀬戸内の海が見たくなって我が家の子供等がチビッコの頃だったから7,8年ぶりになるかしら!?今回は老夫婦二人で。あの時に行けなかった豊島をぐるりと歩いてきました。 行ってみたかった場所のひとつ。豊島美術館。小高い丘にドームのような、古墳のような、中に入ってあぁ、水滴だったのかもしれないと気づいて。天井の開口部から光や風、鳥のさえずりに虫やら雨も入って建物内の景色はゆっくりと変化しながら。床からは水が生まれて、水玉がツーっと泉をつくる「母型」という作品を鑑賞できる特別な空間です。ぼーっと、ぽっかーんと、アタマの中のごちゃごちゃもいつの間にか無くなってしまう不思議な時間と空間でした。 アップダウンのある島内。おススメはアシスト付きのレンタサイクルでしたが。とにかく歩きたかったのです。こんな景色を眺めながら。手前はオリーブ畑です。 家浦港から入って硯地区を経由して豊島美術館のある唐櫃地区に入り、心臓音のアーカイブというアートに触れて。島の南部甲生地区でこの美しい場所にあるアート作品は「海を夢見る人々の場所」。ヘザー・B・スワン+ノンザ・カサリディスのもので。本当に夢のような景色でした。そこからまた家浦地区に上り・・豊島横尾館でどっぷりと横尾忠則ワールドに浸って。アートや建築というと、思わせぶりだったり難解だったり、単細胞な私(エツコ)にはちょいと苦手なジャンルだったりしますが(笑)。そういう時は「感じる」に徹しておりまして。とにかくまぁ瀬戸内の海の波動がイイのか、ココロ洗われ真っ新なキモチになりました。 この日私たちの歩数は3万歩を超え、約20キロ歩いたことになっており・・・。私の(全く使いこなせていない)スマホ。ある日突然アップデートされていて見覚えのないフィットネスアプリに「すごいです!」と褒められて。帰って蔵前のいつもの制作の日々に戻ったその日から「もう少し歩きませんか?」とか「がんばってください」と励まされて(笑)。あの景色があったらなぁ。歩けるんだけどなぁ。。仕方ない、おつかいはもう一つ先のスーパーにするか。 あの印象的なブルーを目に焼き付けて。これからiwasakiの『阿波藍とアイボリー』シリーズ、瀬戸内の景色を織り込めたら・・・と思っております!
by senshoku-iwasaki
| 2022-11-29 21:39
| 岩崎のある日
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岩崎 訓久・悦子
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