コットンとシルクのストール『parade』は、「何処かの国の何処かの街のはずれの小さな小さなお祭り」がテーマ。 マットな艶消しの木綿の中に、キラリと光るのは絹の縞。ギンガムチェックのようなシンプルな格子が絹と木綿の素材の違いからフネフネと波を打ちます。 先日…目に焼き付けてきた瀬戸内の海を思い浮かべながら。阿波藍とアイボリーバージョンなので、「小さな島の小さなお祭り」かもしれません。。。このシリーズ糸の伸び率が違うので、意外と・・・。タテ糸を機に巻く「たて巻き」とか二人がかりでやるものの大変だったりします。そういった点では着尺のほうがよっぽど楽だったりするから、手織りでイロイロ規格の違うアイティムをつくるということは生産効率は悪いけれど、それだけの面白さもあって。止められないのだろうと思っています。 こちらは春色の『帯揚げにもなるストール』。少し寝ぼけたようなグリーンがポイント。まだちょっと眠たい、もう少し寝床でグズグズしていたいんだけどなぁ。。な、春のイメージ(笑)。 明日は大雪。いよいよ本格的に寒くなる頃だけど。アタマの中では新緑が芽吹く新しい季節。スグには出来ないのが手織物。でも確実にコツコツ積み上がるのも手織物。今年もいつもの年と同じように、ゆく年もくる年も何も変わらず織り進めたいと思います。
by senshoku-iwasaki
| 2022-12-06 22:08
| 纏う布・暮らしの布
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岩崎 訓久・悦子
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