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師走の工房で春色のストールを織っております。。。
コットンとシルクのストール『parade』は、
「何処かの国の何処かの街のはずれの小さな小さな
お祭り」がテーマ。

マットな艶消しの木綿の中に、キラリと光るのは
絹の縞。ギンガムチェックのようなシンプルな格子
が絹と木綿の素材の違いからフネフネと波を打ちます。

先日…目に焼き付けてきた瀬戸内の海を思い浮かべ
ながら。阿波藍とアイボリーバージョンなので、
「小さな島の小さなお祭り」かもしれません。。。
師走の工房で春色のストールを織っております。。。_f0177373_18144842.jpg
このシリーズ糸の伸び率が違うので、意外と・・・。
タテ糸を機に巻く「たて巻き」とか二人がかりでやる
ものの大変だったりします。そういった点では
着尺のほうがよっぽど楽だったりするから、手織りで
イロイロ規格の違うアイティムをつくるということは
生産効率は悪いけれど、それだけの面白さもあって。
止められないのだろうと思っています。

師走の工房で春色のストールを織っております。。。_f0177373_18145932.jpg
こちらは春色の『帯揚げにもなるストール』。
少し寝ぼけたようなグリーンがポイント。
まだちょっと眠たい、もう少し寝床でグズグズして
いたいんだけどなぁ。。な、春のイメージ(笑)。

明日は大雪。いよいよ本格的に寒くなる頃だけど。
アタマの中では新緑が芽吹く新しい季節。
スグには出来ないのが手織物。でも確実にコツコツ
積み上がるのも手織物。
今年もいつもの年と同じように、ゆく年もくる年も
何も変わらず織り進めたいと思います。





by senshoku-iwasaki | 2022-12-06 22:08 | 纏う布・暮らしの布
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